[茂解説]part1ミックスボイスは地声?裏声?習得は難しい?歌声を聴きながら解説

どもー!シゲルでーすっ!

このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!

記事に関しては【茂解説】【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。

【一般説】
この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。
【茂解説】
シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。

といった感じになっております。

どちらも面白いので是非ご覧くださーい!

はいどーも! シゲルでーっす。

今回は「ミックスボイスは地声?裏声?習得は難しい?」ってことについて歌声を聴きながら解説していきます。

ちなみにこのシリーズは全部で5つあって今回はpart1です。

シゲル
全部違う発声についての記事なのでぜひ全てご覧くださいねぇ〜。

こちらの動画でも話してます~。

 

はじめに シゲルの自己紹介

最初に僕シゲルの自己紹介をさせていただきまっす。

僕は高音発声の才能が全く無くてボイストレーナーをはじめいろんな方から教わったんですが結局高い声は手に入りませんでした。

でもそれで終わるのは悔しいので一生懸命頑張っていたら才能が無くても高音発声が出来る方法発見できたのです!

シゲル
つまりミックスボイスを手に入れたってコトですッ!!

でも10年もかかってしまったので「僕シゲルを知ってくれた皆さんにはそんな苦労をしてほしくない!」という思いで情報発信をしてみようと考えました。

シゲル
僕シゲルってのはこんな感じの人間ですよぉ〜。

 

これはこんな人向けの記事です

part1はこんな疑問を持った方向けの記事です。

こんな疑問、ありませんか?
  • ミックスボイスって何?
  • ミックスボイスって地声なの?裏声なの?
  • ミックスボイスは習得できるの?

この記事を見ることによってミックスボイスへの理解が深まり現時点の自分の実力を高めることができるでしょう。

知識を手に入れることには大きな効果がありますよぉ〜!

シゲル
では早速本題でーっす!

関連記事:[茂解説]ミックスボイスとは一体何?できる人の特徴は?高音発声を調査!

関連記事:[茂解説]ミックスボイスの練習は裏声と地声どっち派?換声点は無くせる?

 

ミックスボイスって何?

ミックスボイスについてよくわからないよーって方もいると思うのでちょっと解説していきますね。

 

ミックスボイス シゲルの定義を解説

これは僕の定義です。ミックスボイスには色々な定義がありますのでご注意ください。

ミックスボイス シゲルの定義
  • 高い声[男性ならhi-B(シ)以上]
  • 地声と裏声の筋肉の使い方を混ぜたもの
  • ミックスボイスは地声と裏声に存在する
シゲル
1つずつ深掘りしていきますよぉ〜。

 

高い声(男性ならhi-B以上)

ミックスボイスっていうのは地声か裏声かわからないような聴き心地の高い声なんですよね。

「このキーの高さは裏声なのかな? でもやけにパワーがあるな・・・」といった感じです。

男性ならhi-B(ハイビー・シ)の音のところがけっこう境目になるんですよ。

シゲル
僕の経験上hi-B以上の音の高さがミックスボイスに該当するかなーって感じですねぇ〜。

 

筋肉の使い方を混ぜたもの

僕の定義では地声と裏声の【筋肉の使い方を混ぜたもの】になります。

シゲル
いいですか、筋肉の使い方を混ぜたものですッ!!

例えば、ボクシングでパンチを繰り出す際に、一見すると腕の力だけで殴っているように見えますよね。

ですが、実は足で地面を蹴る動作によってその威力を増すことができるんです。

つまりパンチに使う筋肉】と【地面を蹴るというキックの筋肉】を混ぜて使っているって事なんですよ。

シゲル
筋肉の使い方を混ぜているんですよぉ〜。

 

地声と裏声の筋肉の使い方の違い

地声と裏声も筋肉の使い方って違うんですよ。

同じ音程でやってみるとよく分かるんですけど、高い声で地声を出した後に同じ音で裏声を出してみてください。

高い声で地声を出した時は声帯がVの字みたいな感じになるんですけど、同じ音程で裏声にすると声帯が緩んでOみたいな形になるんですよ。

これが「地声と裏声では筋肉の使い方が違う」という事の裏付けになるわけです。

実際に僕は地声と裏声の筋肉を意識的に混ぜて歌っています。

シゲル
だから僕はミックスボイスを【筋肉の使い方を混ぜる】というふうに表現しているワケです〜。

 

ミックスボイスは地声と裏声に存在する

「地声のミックスボイス」と「裏声ミックスボイスの違い」

【地声のミックスボイス】

地声の出し方に裏声の筋肉の使い方を混ぜる

【裏声のミックスボイス】

裏声の出し方に地声の筋肉の使い方を混ぜる

地声を出しているときに裏声の筋肉の使い方を混ぜれば【地声のミックスボイス】

裏声を出しているときに地声の筋肉の使い方を混ぜてあげれば【裏声のミックスボイス】っていう風に定義しています。

シゲル
「僕は」そんな感じに表現していますよぉ〜。

 

ミックスボイスには色々な定義がある

ミックスボイスには色々な定義があるんです。人によって違います。

「地声と裏声を混ぜたもの」という人もいれば「地声と裏声の音域が被り部分を指す」と言う方もいますね。

地声と裏声の被りってどういう事かというと、地声の高い所と裏声の低い所って音域が被るんですよ。

地声で頑張って出している高い所って裏声でも出せちゃうんです。そこの音域のことを「ミックスボイス」って呼んでいる人も中にはいらっしゃいます。

シゲル
ちなみにそれ以外にもいろんな定義があるんです・・・。つまり人それぞれってこと!

 

用語に縛られないで

ヘッドボイスとか〇〇ボイスとか、名称ってめちゃくちゃあるんですよ。

でもそれを「それ!!」ってするとすごく凝り固まった考え方になってしまうんですよね・・・。

なので筋肉の使い方をミックスしているのであれば「【全てをミックスボイス】にすれば良いんじゃないの?」っていうのが僕の考え方。

ちなみに地声の中にもいくつもミックスボイスのパターンはあるし裏声の中にもいくつもミックスボイスのパターンはあります。

人間でいったら「肌の色が違う」とか。同じ黄色人種の中でも筋力がすごい人もいれば筋力のない人もいるし。

100m走が速い人もいれば遅い人もいますし泳げる泳げないとかもあるけど・・・全部人間ですよね。

シゲル
肌の色とかも関係なく「全部人間じゃないか!」という考え方ですよぉ〜。

 

大きな枠で捉える

こんな感じでミックスボイスも大きな枠で捉えましょう。

これによって柔軟な考え方ができるようになるんですよ。

「これはコレ!」じゃなくて「これもコレ!」ってう考え方。

なのでこれに切り替えた瞬間にかなり僕自身がレベルアップしたんです。

 

良い意味で簡単→いい加減ではない

良い意味で簡単にした方がプラスの効果を生み出すことができます。

【良い意味で簡単に】ってのはけして「適当に考えれば良いよー」ってワケではないですよ。

シゲル
「いい加減に考えればいいよ」って表現ではなくて「良い意味でプラスに捉えていきましょう」ってコトですからね!

 

「愛をとりもどせ」は地声?裏声?

これらの考え方を踏まえた上で、さて問題です。

突然ですが、問題です

Q.この記事の最初の方にある動画で流れた歌声はどっち?

  1. 地声のミックスボイス
  2. 裏声のミックスボイス
シゲル
動画の9分25秒から僕が歌っているクリスタルキングの「愛をとりもどせ」を聞いてみてくださいね〜。

皆さんわかりましたか?

正解は・・・【地声のミックスボイス】

シゲル
地声の出し方に裏声の筋肉を組み合わせたもので〜す。

 

地声じゃないとダメな音域がある

この音域が地声でなければならない理由があるんです。

その理由は、裏声だと声量が落ちすぎてしまうから。

シゲル
AメロBメロで盛り上がってきて「いくぞー!!」ってなった所で裏声にしてしまうと声が小さくなってしまうんですよね・・・。

 

地声と裏声のパワーが近い

ミックスボイスってのはキーが高いからこそ裏声からでも地声からでもやれるんです。

キーが高ければ地声であってもだんだん声が細くなって声量が落ちてくるんですよ。

つまり裏声の声量であっても地声がその細さなら地声の声量に裏声の声量が負けないようになってきたりするんですね。

地声と裏声のパワーが近づくか、裏声が地声のパワーを上回るポイントってのが出てきます。

だからそこでミックスボイスを一声バーンッと出されると「あれ? 裏声と地声、どっちだろう?」と一瞬わからず聞き分けられない現象が起きたりするワケです。

シゲル
その音域ってのは男性でいったらhi-E(ハイイー・ミ)くらいから上の音域で起こる現象なんですよぉ〜。

 

ミックスボイスで歌える音域

みなさんがミックスボイスを習得していないテイでお話しするとみなさんが現在使えているのは真ん中のソ(mid2-G)かラくらいですよね。

ミックスボイスを手に入れて歌ってる人ってのはその鍵盤を丸々右にずらした音域になるんですよ。

つまり1オクターブ上で歌ったりするんですね。

僕が今お伝えした「キーが高い音は裏声からでも地声からでもミックスボイスができるよ」と言ったのはこの1オクターブ上の音になります。

普通で言えばhi-A(ハイエー)あたりを出すのが大変で「hi-Bなんて未知の領域だぜ・・・」と思う方が多いです。

僕が動画で歌っている「愛をとりもどせ」って曲は【hi-B(シ)】とか【hi-C(ド)】とか、そのくらいの音域なんですよ。

この辺の音域は裏声の声量が本当に弱くなってしまうところなんです。

この力強い曲を裏声で歌ってしまうとあまりにも弱々しくなってしまうので曲の雰囲気をぶっ壊してしまうんですよ・・・。

シゲル
裏声から歌い始める事はできないよーってことなんですよねぇ〜・・・。

だからhi-B(シ)からhi-D(レ)あたりを使用している曲は地声のミックスボイスを使いこなせないと上手く歌えない・・・ということになるワケなんです。

声は出るんですよ。でも【上手く歌えない】。

シゲル
裏声からスタートすると曲の雰囲気をぶち壊してしまいますから。

 

裏声は出だしの瞬発力に欠ける

この音域で裏声にしてしまうと出だしの瞬発力に欠けるんです。MAXまでが遅いんですよね。

だから弱々しい声が入り込んでしまってリズムについていけなくなってしまう、と。

だいたい一般人はミックスボイスはhi-Bからhi-E(シ・ド・レ・ミ)あたりまでしか基本的には使わないですね。

シゲル
それには理由があります。

 

超音域を使わない理由

それ以上高い音で歌う歌手も腐る程いるんですけど、歌詞を乗せにくくなるんですよ。

シゲル
「声をその音に当てはめて歌う」ってのが難しくなってくるんです・・・。

 

聞き取れる歌詞を乗せられない

ホイッスルボイスって呼ばれるすごく高いキーで「ヒャー」とか「アー」って発声する歌唱法があるんですけど。

基本的にはホイッスルボイスのような超高音域の発声は母音のみを「Ah〜」と伸ばすことの方が多いんですね。

なぜなら、ちゃんと聞き取れるような歌詞を乗せられないから。

外国人であっても「今のは”そら”って言ったね。」と聞き取れるような発声方法ってのは高くなればなるほど難しくなってきます。

だから程よく歌詞を乗せられる音域であるシ・ド・レ・ミあたりまでを使うことが多いんです。

シゲル
音階の中で一個ぽんっとhi-G(ハイジー・ソ)とかが出たりすることはあるんですけど、基本的にはhi-Gとかに歌詞を乗せて歌い続けるって事はあまり無いですね〜。

 

ボカロ系or歌声を編集している

初音ミクなどのボーカロイド系とか歌ってみた系で歌声を編集しているものだったらけっこうあるんですけど、それを生で歌うってなったらそうそうできる人はいないと思います。

居たとしてもごくわずかですし、それをやろうとするとかなり難しい。

ちなみにhi-Bからhi-D(シ・ド・レ)の高音発声で使われる音域はアーティストで言ったらOfficial髭男dismとか。

hi-D、hi-E(レ・ミ)あたりになるとXJAPANB’zとかの音域ですねぇ〜。

プロ歌手の皆さんは曲中で歌っているよりももっと高い声が出ると思います。

歌手ってのはあくまでも「歌に歌詞を乗せて、歌が伝えようとしている想いを聞き手に届ける」ってのが役目ですから。

シゲル
なのでプロ歌手は6〜7割くらいの力で出せる音域で歌ってるんですよぉ〜。

関連記事:[一般説]歌い手ぐるたみんはミックスボイスを使ってる?その魅力を徹底解説!

関連記事:[茂解説]B’z稲葉浩志の声は凄すぎる!その天才的な才能を解説

関連記事:[茂解説]Official髭男dismの宿命を視聴者さんからの質問に答えて解説

 

僕はミックスボイス習得の専門家です

ちなみに僕は才能が無いんですがハイトーンボーカリストくらいの音域が出るようになっているワケです。

hi-Bからhi-Dあたりの音域の地声のミックスボイス習得ってのは難しいんですが、体の使い方を知ってしまえば習得できます。

シゲル
僕、シゲルはそのミックスボイスの習得を超専門的にやっている人間なんですよぉ〜!

 

歌唱方法の詳細とメリット

まず今回使用した地声ミックスボイスの歌唱方法の詳細からいきますね〜。

歌唱方法の詳細
  • 息少なめの歌唱法
  • 口を縦に開けている
  • 「ん」が入る
  • 座りながら歌っている
シゲル
では一つずつ見ていきますよぉ〜。

 

息少なめの歌唱法

あの動画はみなさんが思っているよりも息が少ないです。

そもそも高音発声ってのはその音域に適した息の量ってのが存在していて息をワーっと出したら声が高く出せないものなんです・・・。

例えばリコーダーを強く吹いたら音が消えますよね。

それと同じで喉も息を多く使うと声帯が耐えられなくなってしまいます。

 

口を縦に開けている

口を縦に開けることによって「う」と「お」の母音が強くなるんです。

そうすることによってピアノ1本の伴奏で歌うことに適した独特のネチッこさみたいなものが得られるんですね。

同時に絶妙な声量も保たれます。

ロック特有のパーンとした歌い方ではなく歌謡曲のイメージに近いです。

まぁこれは好みなんですが、ピアノ1本の伴奏に対してロックっぽい歌い方をしちゃうと歌がちょっと強すぎるかなーと思ったのでこういう歌い方にしましたっ。

口を縦に開けると「ん」が出しやすくなるってのもありますね。

シゲル
口を縦に開けるってことはそういった表現をするのにも使えるんですよぉ〜。

 

「ん」が入る

今回の動画で歌っている【愛をとりもどせ】でも出だしで「んおーれとの」って感じで「ん」が入るんですよ。

声に出してないところもあるかもしれません。

「ん」をつけることによって鼻濁音(びだくおん)を和らげることにも一役買っているんです。

「が」とか「ば」などの濁音を柔らかくするんですけど昔の歌謡曲はそういう歌い方なんですよね。

「んが」「んば」と発音する事によって言葉のインパクトをちょっと和らげることができます。

さらにその「ん」の音が入ることによって軟口蓋(なんこうがい)に力を入れることができるんです。

シゲル
軟口蓋に力が入れられることで出だしで声が裏返りにくくなりますよぉ〜。

関連記事:[茂解説]さくら(独唱)を歌う森山直太朗の歌唱力が凄い!上手さのポイントを解説

 

座りながら歌っている

この時は丸椅子みたいなやつに浅く腰掛けて歌っていました。

浅く腰掛けたことによって重心を支えるためにちょっと重心を後ろに置くんですよね。

どうしてもそうやらないとバランス取れませんから。

こうすることでお腹と背中に自然と力が入って声の揺れをキープできるんです。

「力を入れてるつもりはないけど常に力を入っている状態が保たれている」ということになります。

ただ「必ずしも座りながら歌う事が良い」って言っているわけではないですよ。

シゲル
座りながら歌うってのはこんなメリットもありますが、基本的に僕は立って歌うことを推奨しています〜。

 

今回の歌唱法のデメリット

今回の歌唱法のデメリットも見ていきましょう。

今回の歌唱法のデメリット

 

  • 出だしが遅いからアップテンポに不向き
  • 歌い回しが独特だから曲を選ぶ
  • バンドでやるには声量が小さい

実はこの歌唱映像、いろいろな発声を習得していない時のものなんです。結構前です、実は。

なのでツッコミどころはあるんですけど当時の僕はクリアな地声のミックスボイスってのはこれしか出来なくて。

本来だったら【愛をとりもどせ】もバンドでやりたかったんです、カッコイイから。

だけど当時はピアノ1本でやるしかなかったんです。

今は克服しましたが、そうやって苦しんでる時期の動画なんですよ・・・。

シゲル
だからこそいろいろな制限があったんだよーってのをお伝えしおきまっす。

関連記事:[茂解説]クリスタルキング田中.大都会と愛をとりもどせで才能解説

 

出だしが遅いからアップテンポには不向き

先ほどメリットとしてお伝えした時に、出だしに「ん」を付けることをお話ししましたよね。

それで軟口蓋に力が入って声がひっくり返りにくいし独特の歌い回しができる、と。

それが助走になるので出だしが遅いんですよ。

本当は「おーれとの」って入りたいのに「んおーれとの」って入ってくるので遅いんです。

だからリズムが速くなると最高音までの到達時間が遅くなってしまって間に合わない。

どうしても事あるごとに「んお」って入るんでアップテンポには不向きなんです・・・。

速く最高音に到達させないと本来そのタイミングでなるべき音じゃない音が入ってちょっと不協和音っぽくなってしまったり。

聞いていて不安定だと「気持ちよくはないな・・・」ってなってしまいますよね。

シゲル
「上手く歌いたい」っていうのであればアップテンポには不向きって事です・・・。

 

歌い回しが独特だから曲を選ぶ

ジャンルによっては粘りのあるクリアな声よりもクセのないクリアな声とか、少しシャウトがかった感じの方が合うっていうパターンもあります。

「この曲はアップテンポだからバンド編成だったらハキハキ歌ってくれた方が良いし、ちょっとシャウトがかっててもカッコイイよね!」とかってなるんです。

でもこれってのはすべての発声が持っているメリットデメリットでもあるんですよね。

シゲル
なのでこの発声に限ったことではないですが、デメリットとして挙げるなら「歌い回しが独特だから曲を選ぶ」って感じです〜。

 

バンドでやるには声量が小さい

バンドでやるには声量が小さいって事なんですけど、そうは言ってもこの発声でもある程度声量はあります。

シゲル
バンド経験無い方もいらっしゃると思うのでカラオケで例えますね〜。

 

カラオケ伴奏大音量&オフマイク

カラオケで伴奏音源をめちゃくちゃ大きくしてマイクをオフにするかマイクを使わない状態だったとしても結構普通に聞こえるレベルの声量です。

でも心無いバンドメンバーとやる場合は、もう聞こえなくなってしまうんですよ・・・。

「ウワーっ!」って叫んでも全然聞こえないって事も(笑)

それは僕の調整が悪いってのもあると思うし他にも方法があるとは思うんですが「それにしてもバンドの音がでかい!」って事があります。

それはバンドが目指している方向性によっても変わってくるんです。

ボーカルを無視して楽器隊のテクニックを見せたいバンドなのか、ボーカルを引き立てる音作りをしたいのか、動画とかアップロードするわけでもなく「ただ気持ちよくやりたい!」ってだけなのか。

シゲル
・・・それによっても変わってきますよね。

 

爆音でもヘッチャラなボーカリストはごく稀

ごく稀に超爆音の中でもへっちゃらなハイトーンボーカリストがいます。

そんな人がいたらとっくにいろんな所からお声がかかって、もう引っ張りだこですよ。

まぁある程度歌が上手ければの話ですけどね!

もしバンドメンバーでそういう爆音でもへっちゃらなボーカリストとバンドを組んだ事がある方がいたとしたら僕らのような一般ピーポーに求めちゃいけないですよ。

シゲル
「一般ピーポーをそういう扱いにしちゃいけませんっ!」って感じです・・・。

 

楽器隊だって思いっきりやりたい!

が、しかし。でも、ですよ。ここから大事ですよ。

超小さい声にずっと付き合わされてたら楽器隊だってつまらないですよね。特にドラムなんて力いっぱい叩けないですから。

そんなのつまらないですから、ボーカルもある程度は声量を上げる術を身につけるべきですよね。

カラオケである程度の音量にしてマイク使わないで歌えるくらいの音量まで出せたらいいんじゃないかなーって思いますよぉ〜。

そこまでじゃなくてもバンドメンバーが「お前を引き立たせるための演奏だよ。」って言ってくれるような優しい人たちだったらいいんですよ(それもなんだか切ないですけどね)。

とりあえずそのくらいはやれるようにしておいたほうが後々困らないですよ。

声量はある程度ないと困ります。

バンドメンバーで練習しててマイクがハウリングして「めちゃくちゃ大声で頑張ってるけど全然聞こえない!」って場合はバンドメンバー全員で一回方向性を考えたほうがいいです。

「頑張ってるけど、無理かもしれない」って言ってみてください。

シゲル
でも甘えちゃいけませんよ〜!

 

まとめ

いかがでしたか?今回は「ミックスボイスは地声?裏声?習得は難しい?」ってことについて解説していきました。

様々な発声を使いこなして1つの曲あって も何パターンも歌えるようにしておきましょう。

例えばこの【愛をとりもどせ】もバンド編成・ピアノ・アコギなど。

アコギの伴奏だったら「ここはちょっと強さを表現したい」とか、いろんな歌い方を1つの曲中に混ぜていく事が大切です。

そうするとかなり幅が広がりますよっ。

ではまた他の記事でお会いしましょうね〜。

ではでは、ばいび〜!