どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
はいどーも!シゲルでーっす!
今回はB’z稲葉浩志さんとLOUDNESS(ラウドネス)二井原実さんの対談について僕の意見を交えて話していこうかなって思いまっす。
声帯のレベルがめちゃくちゃ高い方同士の会話に加えて普通の声帯である僕の意見を交えていくんすけど・・・
「夢の対談に一般人が入りこんだ!」みたいな感じで話していくっす(笑)
なかなか面白いと思いますよぉーぅ。
こちらの動画でも話してま~す。
二井原×稲葉 対談の内容は?
二井原さんが話していた内容は・・・
- 声だけは褒められた
- オーディションでラウドネス加入
- 声のキーが下がった
- リップロール大切
- 高崎晃さんの歌が上手すぎる
- 英語の発音は難しい
稲葉さんが話していた内容は・・・
- ラウドネスの追っかけだった
- ラウドネスの曲はスゴい 歌いにくい
- 二井原さんのボイトレ教材を購入
- いつも歌うようにしている→90分
二井原実って何者?
この記事見てる人はほとんどの人が知ってると思うんすけど。
ラウドネスっていうバンドのボーカルの二井原実(にいはらみのる)さんです。
めちゃくちゃ声が高いんすよ。
声だけは褒められた
二井原さんは元々ベースをやってて「ボーカルが抜けたからボーカルをやっていたんだけどなかなか上手くいかない・・・」と。
ベースも歌も上手くないけどコンテストとか出ると「めちゃくちゃ声がいい。」と声だけは本当に褒められたそうっす。
オーディションでラウドネス加入
そんな感じでラウドネスのオーディションを受けたらトントン拍子でラウドネスのボーカルに決定しちゃいました! みたいな。
稲葉さんはラウドネスの追っかけ
稲葉さんご本人も「ラウドネスの追っかけでしたよ。」と公言しているのでそれだけ憧れられていたような方っす。
ラウドネスの曲はスゴイ 歌いにくい
稲葉さんいわく「ラウドネスの曲はスゴイ! ただ、歌いにくい。」と。
「高いから歌いにくい」とかってのがよく分かってなかったようなんすよね。
二井原さんの声の高さと質
普通にhi-E(高いミ)とか出すような方でX JAPANのToshiさんとかもやってるような音域でやるんすよ。
けど二井原さんの声の質はToshiさんとも稲葉さんとも違う、丸みがあって芯がある声でやるんすよねぇ〜。
昔の映像はそうなんすけど、わりと最近の映像になると発声の仕方を変えているのでちょっと細いけど鋭い感じになってます。
細いとは言ってもだいぶ太いっすよ。
キーが1オクターブくらい下がっちゃった時にすごいボイトレにちゃんと行くようにした経緯もあって発声を変えたんでしょうねぇ〜。
二井原さんの声のキーが下がった
- 睡眠
- 暴飲暴食
- おねーちゃん
キーが下がった原因なんすけど本人いわく【睡眠】【暴飲暴食】【おねーちゃん】。
おねーちゃんに関しては「粘膜が・・・」とか言ってましたけど(笑)
生活習慣が大事
やっぱ【生活リズム】なんすよね。酒も飲むし。
だから僕らのような一般の喉を持ってる方やちょっと喉強いんだけど「やっぱ二井原さん・稲葉さんすごいよ・・・。」って思うような方であれば【生活習慣】はちゃんと整えていったほうが良いってのがよくわかるっすよねぇ〜。
・・・あれ、なんかの動画で「コーヒー飲みすぎて倒れた〜」みたいな話もしてた気がしたな。
オクターブ下がった
オクターブ下がったって言ってましたから。「ドレミファソラシド下がった」って相当っすよ。
一般の人よりキー低いっすから。
二井原さんや稲葉さんのことを「別に大したことないよ。」って感じる人がいればまぁ別に生活とかは考えなくてもいいのかもしれないっすけど・・・まぁそういう人もそうそういないっしょ!
リップロールが大切
二井原さんが「ボイトレの中でもリップロールが大切」っていう話をしてるんすよ。
んで僕が思うに何も基礎を知らなかったし今まで習う必要がなかったんで改めてやった時に「リップロール大切だな。」って気付いたと思うんすよね。
リップロールって何?
リップロールってのはプルプル口をやるんすけど息の出る量が限られるんで息づかいとかも感覚で覚えたりすることができるんですわ。
息を一気にバーッて出すと唇がブルブルならないっす。
リップロールは万人に効果がある?
二井原さんは元々本当に能力のある人だからリップロールがめちゃくちゃ効果あったと思うんすけど。
リップロール・・・効果はあると思うんだけど僕は「めちゃくちゃ効果あるな!」って思ったことは無くて・・・。
ミックスボイスを得るためにリップロールは僕にはあんまり合わなかった・・・というか効果が薄かったんですわ。
僕の中で【ミックスボイス】ってのは【高い声】なんだけど地声を出してる時に裏声の筋肉とかも使う事によって二井原さんのような高い声が出るよーって方法っす。
二井原さんのボイトレ教材を稲葉さんが購入
そんな二井原さんがボイトレ教材を出して。
そのボイトレ教材のDVDを稲葉さんが購入しましたよーって話なんすけど。
二井原さんめちゃくちゃ恥ずかしがってて面白かったっすねぇ〜。
高崎晃さんの歌が上手すぎる
ギタリストで歌が上手い人ってけっこういるんすよ。
ギターの方も歌の向上心が高い人がいてボーカルよりギタリストの方が歌が上手いってのがかなりいるっす・・・。
二井原さんを超える勢いの発声
歌をカラオケで練習していた高崎さん、めちゃくちゃ発声が上手くなっちゃったみたいで。
二井原さんを超える勢いの発声を身につけてしまったらしいっす。
動画内では「hi-Gとかhi-A」とか言ってるんですが恐らく「hi-Gとhihi-A」の事だろうなと思うっすね。
hihi-Aっつーと・・・高いっすよ。たっかい!
曲中で歌詞を乗っけて使う事はほぼ無いっす。これを裏声じゃ無い状態で出すっちゅー事なんすよね。
コレがミックスボイス・・・!
二井原さんほどの実力者だったら裏声か地声かっていうのを何となく感じ取る事ができると思うんすよ。
それで「いやぁほんとに凄い・・・。」って思えるって事は【地声で出してる】って事っすよね。
コレがミックスボイスってやつっす。
二井原さんでさえ再現できない!?
仮歌とかも全部高崎さんが入れて音源を作るそうなんすけど「あまりにも上手すぎてそれを再現できない!」って二井原さんが言ってました・・・。
それもちょっと聞いてみたいっすよねぇ〜!
ちなみにB’zの方は鼻歌だったり音源だけだったり・・・?
B’zってパソコン使って・・・とかじゃないので結構アナログなんすよね。
ギタリストが歌が上手くなると・・・
ギターの人の歌が上手くなると何が発生するかっつーと・・・
ギターが歌うようになるとボーカルの気持ちが分かるようになるから【無理をさせないようになる】んすよね。
ボーカルを理解してないバンド多すぎ
特にアマチュアのバンドだと全然コレが出来ない人たちがすっごい多い。
もうコレばっかなんすよ・・・。
ちゃんとボーカルの事を思いやる気持ちがあるところはバンドとしてまとまりもあるし長続きしますよね。
んで、上手い。
松本孝弘さんはよく理解してる
B’zの松本孝弘さんはご本人がバンバン歌うって事はまず無いんすけどそこらへんをよく理解していますねぇ〜。
だけどそこをちゃんとわかってるのは松本さんは耳がいいんすよね。耳がいいからそこをちゃんと理解してあげられるんすよ。
「そこに関しての苦労は無かったし無理させられるような事は無かった。」と稲葉さんも言ってましたよぉーぅ。
海外での演奏は英語必須だった
当時海外で演奏する時には英語でやらないと売れない時代に二井原さんたちが先陣切って海外に乗り込んでいったんすけど。
その時は英語でしかウケが良くなかったそうなんすよ・・・。
英語の発音は難しい
ただ「英語の発音は難しい・・・。」と言ってましたねぇ〜。
動画内で二井原さんが「喋り声も深い感じに発声するようにした。」って話してるのを聞いた時にかなり違いがわかるんですごい面白いシーンですよぉ〜。
日本語にも難しい発音はある
日本語の発音もやっぱ難しいんすよ。
日本語の曲でも英語で表記しているところとかも当然あるじゃないっすか。
稲葉さんは日本語で発声が難しいところを英語でやってみたりもしてる・・・ってな話もしてましたねぇ〜。
だからいろんな言語を使いこなせる人は強いっす。
いつも歌うようにしてる
稲葉さんは実はいつも歌うようにしているそうで。
時間にしたら1時間半くらいなるべく毎日歌うようにしているんすよ。
理由は・・・能力が落ちるから。
能力が落ちた時に同じレベルに持っていくまでにすごい労力を使うからなるべく落ちないように継続して歌うようにしてるっちゅーハナシなんすよね。
筋トレは必要ない。でも・・・
喉に関しては筋トレとかは必要ないっす。
筋トレは必要ないんだけどやっぱ歌う筋肉(声帯・首の筋肉、等)をある程度の状態で維持しておく事ってのも必要なんですわ。
何にも喋らないとやっぱり声がひっくり返っちゃったりするんすよね。
だからこそ「歌うようにしている」というワケっす。
僕らはどのくらい歌う?
まぁ1時間半も歌わなくてもいいっすけど【成長】という良い変化を求める場合は練習中に常にある程度のレベルで維持しておかないといけないっす。
僕の場合2日か3日に1回とかそんくらいのペースだったかな。そんくらいで歌うでも良いと思うっすよ。
時間に関しては年齢的なものもちょっと関係してきますんでなんとも言えないんすけど若いうちはそんくらいでも大丈夫かなーって感じっすねぇ〜。
だから僕らの場合は90分ではなく、本気で歌う時間を2日に1回、1日30分ずつにするって感じでもいいんじゃないかな〜って思いまっす。
二人の意見・共通点
二人の意見・共通点があったりするんすよ。
- イヤモニで楽になった
- ライブで声の調子が悪い時がある
- キー下げると歌いにくい
顔を合わせた事は何回かあったんだけど喋るのは初めてだったらしいっす。
お互いを尊敬しているのは先ほどもお伝えしたっすけど「イヤモニで楽になった」ってのはすごく言ってましたね。
イヤモニで楽になった
生音というかモニターから返ってくる音だけでやったりするとやっぱ聞こえにくいんすよね。
カラオケってあんまり声枯れないじゃないっすか。枯れてもバンドの比じゃないんですわ。
バンドって音がデカいと自分の声が全然聞こえないっすから。
ボーカルは音量を上げるとハウる
その中でそれに負けないように声を出そうとしても結局のところ負けるんすよ。
だって楽器のボリューム上げちゃえば大きくなるっすけどボーカルは大きくしようとするとハウるんですわ。
だからそのハウらない限界でやらなきゃいけないってなるとけっこうアレなんすよね・・・。
外音と中音の違い
外音(そとおと)と中音(なかおと)って違うんすよ。
小さいライブハウスでステージとお客さん側の席があってステージ上の音とステージの外の音って音量のバランスが違うんですわ。
カラオケ感覚で聴ける
イヤモニやってると自分の聴きたい音を調整してカラオケ感覚で聴くことができるはずなんすよね。
それだと「自分が声出てないんじゃないか?」って思わなくて済むって事っす。
イヤモニつけるって相当な規模っすから。
ドラムのカウントが聞こえない
Mr.Bigの人が言ってたんすけど大きい会場でやったらまずドラムが「1、2、3(ワン、ツー、スリー)」ってカウントするじゃないっすか。
そのカウントがまず聞こえないんですって。遠くに行ったらそりゃ当然っすよね・・・。
そういうのでもイヤモニが必要だってのを言ってた気がしたっす。
Mr.Bigパット・トーピーがすごい
Mr.BIGのドラムの人(パット・トーピー)めちゃくちゃスゴくて、ツーバスっていって「バタバタバタ」って速い状態でペダルを踏むんすよ。
それやるだけでもすごい大変なのにドラムソロの時にツーバス踏んでバンバン叩きながらビートルズのイエスタデイ歌うんすよ。
ライブで声の調子が悪い時がある
二人ともライブで声の調子が悪い時があるそうで。
「楽器隊は元気よくどんどん突き進んでいくけど自分はどうも上手くいかない!」っていう焦りとかがあるんすよね・・・。
これだけ能力のある二井原さんと稲葉さんであってもそういう時があるんですわ。
ちょっと前に稲葉さんが声が出なくて最初から声の鳴りが良くなかったって事が1回あったそうなんすよね。
稲葉さんですらそれがあるってのは僕らは本当に気をつけなきゃいけないっすよぉ〜。
キーを下げると歌いにくい
楽器隊がボーカルのことを考えてくれたりとか曲を弾いててすぐ次の曲に行きたいって時には原曲よりキーを下げたまま歌うことがあるんですって。
キーが変わると歌いにくい理由
そうするとその曲の声の出し方で覚えてるから逆に出しにくかったりとか「曲コレで合ってるのかな?」って思っちゃったりする事とかあるそうなんすけど・・・。
カラオケでキーを操作すると・・・
カラオケ行って原曲ばかり歌ってる人が他の友達と一緒にカラオケに行った時に、友達が原曲キーじゃなく「標準(0)」で入れちゃうと歌い出した時に「えっ、全然違うじゃん何これ?」ってなるっす。
前奏ですぐ気づけばいいんすけど前奏が短いやつだと気づかないで歌い出したら音外れちゃうんすよ。
そ の 状 態 っ す 。
他の歌手に関して
他の歌手に関して話してる事がありましたねぇ〜。
- チェスター・ベニントン
- スティーブン・タイラー
- アクセル・ローズ
チェスター・ベニントン
Linkin Park(リンキン・パーク)のシャウトがものすごいボーカル、チェスター・ベニントン。
「彼はシャウトに関しては超楽にやってたらしいっすよ。」と、主に稲葉さんが話してたっす。
チェスターの声はあれは地声ではないっすね。
スティーブン・タイラー
エアロスミスのスティーブン・タイラーは、とにかくスゴい。
リハーサル中の声は全然ダメ
何がスゴいかっつーとリハーサルでめちゃくちゃ声がダメなんですって。全然声が出ないんですわ。
声が出ないんだけど本番ではちゃんと声が出る、と。
何でかっつーと「今これくらいしか声が出てないんだけど、これが当たり前だから。」って感じなんです。
スティーブン・タイラーは自分の体をちゃんと把握してるから「ここからどれくらいウォーミングアップすればいつものレベルに達する」ってのがわかってるんすよ。
リハで声を作っても無意味!?
リハで声を作るのってあんまり意味がないんですわ。
それは音の確認をしたいんすけど音の確認したところで人(観客)が入ると音を吸収するから音が変わるんすよね。
だから「ある程度バランスがわかればいいよ。」って感じの把握だけで歌うことを考えてないっす。
アクセル・ローズ
アクセル・ローズはガンズ・アンド・ローゼスのボーカルなんすけど、とにかくすごいっす。
若い頃の映像見たらめちゃくちゃカッコイイっすよぉ〜。
今は太ってしまってるんすけど声はね・・・なんか意味わかんない感じになってます。
革命的な声
アクセル・ローズに関しては「革命だ!」って稲葉さんも二井原さんも言ってて。
どういうことかっちゅーと聞いた事がないような発声だったらしいっすね。
まぁ聞けばわかるっす。ずっとしゃがれたような感じで超高音で歌うんすよ。
二井原さんと稲葉さんはこれを【裏声】じゃないかって言ってるんすけど、僕の意見は・・・。
アクセル・ローズは【地声】
アクセルローズは【地声】です。
それこそhi-Dとかhi-Eとかの音域を裏声であのパワーで出すのは不可能なんすよ。
しかも地声からグワーっと上げていってその音域でスムーズに切り替えることもまずできない。
一般人にはできないっす
これはアクセル・ローズの喉がそういう作りになってるだけなんすよ。
んで一般人がいくら真似しようとしてもできないっす。
逆に稲葉さんや二井原さんはできるんですよ実は。ここの方々は恐らく出来るっすね。
特に二井原さんがそれっぽい事をやり始めてるんすけど、出来るんすよ・・・!
稲葉さんがラウドネスをカバーした
稲葉さんがラウドネスをカバーしたんすよね。
「カバーしたけど出せませんでした。苦渋の決断でキーを下げた。」って言ってたんすよ。
「出せない」わけではない
その時の稲葉さんの映像を対談動画の中で流れてるんで見たんすけど、稲葉さんの歌い方だと声が太すぎて1曲通して歌うのが難しいだけであって。
実は二井原さんと同じ発声の仕方をすると稲葉さんほどの喉があれば歌えちゃうんですよね。
二井原さんがB’zの曲を歌ったら?
逆に二井原さんがB’zの曲をこのままの歌い方で歌うと物足りなさが出たりするんじゃないかなって思います。
どっちも歌い方をそのバンドに合わせてやってるからそういう起こるんすよねぇ〜。
だからこそできる能力があるのにアクセル・ローズの発声にも気づかないんじゃないかな。
まとめ
やっぱ生で見てきた人たちや最前線で走ってきてた人たちでしか知ることができない情報なので非常に面白い対談だったなって思いますねぇ〜。
もっといろんな詳しいことを動画内で話しているのでぜひ本家の方見てくださいな。
もう100万回くらい再生されてるからこれに関しては知ってる人は多いと思いますけど今僕の意見を知った上でそれを聞くと更に面白いっすよぉ〜。
ってなワケで浩志の部屋の対談について話させていただきまーしたっ。
ではまた次の記事でお会いしまっしょーぃ。
ではでは、ばいび〜!