どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
新年になりましたね。みなさん年末はどの様に過ごされましたか?
年の瀬といえばカントダウンフェス!私はライブや音楽フェスが好きで、子どもが生まれるまでは年間10本近くライブへ行っていました。
子どもが生まれてからは行ける数が減りましたが、今でもライブが大好きです。日本のロックバンドが好きでドーム規模のバンドから数百人規模のライブハウスでやるバンドなどたくさんライブに行ってきました。
その中でも多くの発見や出会いがあるのが音楽フェス。最近では様々なジャンルのアーティストが出る音楽フェスも多く、新しい音楽と出会える素敵なイベントですよね。
音楽フェスに行くとたくさん曲を聞けますが、そういう色々なジャンルのどんな曲でも歌える様になったら、もっと音楽を楽しめると思いませんか?
今回はミックスボイスならどんな曲でも歌えるのか、考察してみました!
ミックスボイスでどんな曲も歌えるの?
日本の音楽シーンには様々なジャンルがありますよね。それらのジャンルの曲たちをミックスボイスだけで歌えるのでしょうか。
結論から言うと、「だいたいの曲は歌える」という所でしょうか。ミックスボイスがあれば幅広い音域をカバーできますもんね。
では、「だいたい」とはどういうことでしょうか。ジャンルによって声や曲の雰囲気など違う点はいっぱいあるはず。
そうなると、ミックスボイスにプラスしてあるテクニックを習得するともっと多くの曲を歌える様になるんです!
日本の音楽シーンにはどんなジャンルがある?
では、まずは日本の音楽シーンにはどんなジャンルがあるのか、簡単にみていきます。
今回様々な音楽サイトを参考に私なりに日本の音楽をジャンル分けをしてみました。
アーティストについては独断と偏見で選んだので悪しからず!
- Jポップ
- 邦楽ロック
- 邦楽ヒップホップ
- レゲェ
- R&B
- 邦楽ダンス / エレクトロニカ
- アニメ
- 歌謡曲 / 演歌
Jポップ
これはみなさんが普段、一番耳にすることが多いジャンル。日本のポピュラー音楽を指します。
実はラジオFM局 J-AWVE から生まれたジャンルとも言われています。
Jポップには、いわゆるアイドルと呼ばれるAKBグループやジャニーズなど、また最近人気の米津玄師さんなどがジャンル分けされます。
邦楽ロック
Mr.ChildrenやB’z、最近でいうとback numberやWANIMA、ONE OK ROCK、サカナクションなどが勢いがありますね。
バンド形式をとっているアーティストの方達が分類されています。
邦ロックの曲はシャウトや力強い歌声が必須なイメージですね。
邦楽ヒップホップ
ヒップホップはラップ・ブレイクダンス・DJプレイやサンプリングなどの独自の文化をもって進化してきた音楽ジャンルです。
私はケツメイシ・RIPSLYME・KREVA・SALUなどをフェスで見たことがあります。
邦楽レゲェ
レゲェはジャマイカ発祥のポピュラー音楽で、ギター奏法や拍子に独特な特徴があるジャンルです。
三木道三・HAN-KUN・MINMI・若旦那あたりがメディア露出も多少あって知っている方も多いはず。
邦楽R&B
リズムアンドブルースの略で、ゴスペルやブルースなどの黒人音楽に影響を受けたジャンルです。
日本で代表されるのは久保田利伸さんやMISAですね。
邦楽ダンス / エレクトロニカ
このジャンルあんまり馴染みがない・・・そう思った方も多いはず。
しかし、実際にはPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅ、YELLOW MAGIC ORCHESTRAなどが分類されています。
アニメ
これはいわゆる、アニソンというやつですね。
アニメの主題歌、キャラソン(キャラクターソング)と言われる声優がキャラクターを演じながらが歌っている曲などを指します。
アニソンは音の起伏が激しく歌うのが難しいイメージ。
歌謡曲 / 演歌
坂本九さんや、美空ひばりさん、最近何かと話題の氷川きよしさんなどが分類されます。
このジャンルと言えば、やはりビブラートとこぶし無くしては語れませんよね。
関連記事:[一般説]ミックスボイスは簡単に習得できる?高音発声を調査!
関連記事:[茂解説]高音を楽に出せる練習方法をご紹介!ミックスボイス発声革命!
いろんなジャンルの曲を歌うためのテクニック
いろいろなジャンルを歌えるようになるためのテクニック・・・聞いただけで難しそうでキーッとなりますよね。
しかし、実はたった4つのテクニックを覚えるだけでもっと上手に歌えるようになるのです。
- ビブラート
- こぶし
- しゃくり
- フォール
最近どんどん進化しているカラオケ採点。この採点の中でテクニックとして見られているものも、この4つなんです。
カラオケの中に入っている全ての曲を採点するテクニック基準がたったの4つ。
ということは、ミックスボイスに加えてこの4つのテクニックをしっかり使えるようになればどんな曲も歌えるようになるということ!
今回はこの4つのテクニックを簡単に紹介していきます。ぜひチャレンジしてみてください。
ビブラート
ビブラートには掛け方として、3つの種類があるのですが今回は初心者でもやりやすいものを1つだけピックアップしました。
WOW WOWと発生するイメージで顎を動かしながら口は『あ』の形に開きましょう。
「あぅあぅ」という発生になるはず。それをどんどん早くしていきましょう。
こぶし
こぶしもビブラートに似て、音を揺らしながら表現するテクニックです。違いが分かりづらいですが、瞬間的に音程を気にせずビブラートをかけるようなイメージをしてみましょう。
こぶしをかける部分の母音を2回発音しよう
「ロックでポップなスター」この歌詞を歌うと「ロックでポップなー スター」となります。皆さんはわかりやすいメロディーでイメージしてみてくださいね。
この「ポップなー」の伸ばす部分にこぶしをかけたい時、「な」の母音は「あ」なので「な」の後に「あ」を2回入れます。
そうすると「ロックでポップなああー スター」となります。また、2回目の母音を強調すると音程が少し変わってこぶしらしさが増します。
しゃくり
しゃくりとは、本来出したい音に向かって下から少し低い音程でアプローチすることを言います。
しゃくりをする時はすぐに本来当てる音に戻さないと音程が取れていないように聞こえる事もあります。
発音を意識してみよう
低いところから音を当てていく事だけ考えると不自然になりがちですが、歌い出しの言葉の発音を意識してみると自然なしゃくりになりやすくなります。
「ロックでポップなスター」の「ろ」を発音する時、口の上の部分に舌が当たりますよね。
この舌の動きを少しためて発音してみましょう。自然なしゃくりができませんか?
フォール
しゃくりとは反対に、フレーズの終わりを本来の音から下げる表現を指します。
こちらもしつこくならないように、自然にさりげなく下げると綺麗に聞こえます。
相槌をうってみよう!『そぅ』 『あぁ』
相槌で発する言葉がもうフォールの発音だったりします。このイメージで、フォールを多用しているアーティストの歌い方を真似すると自然なフォールができますよ。
まとめ
ミックスボイスにたった4つのテクニックを足したら無敵になれそうですね。
ただテクニックは多用しすぎるとしつこくなったり、カラオケ採点では音程が取れていない判断されることも。
何事もほどほどが大事ですね。
また、カラオケの採点ではテクニック以外にも抑揚や安定感、もちろん音程も見られています。
歌を歌うということはたくさんの要素が絶妙に絡み合って成立しているんですね。
テクニックだけに気を取られずに、気持ちを込めることが豊かな表現に繋がりますよ。
みなさんもぜひ、邦楽だけに限らずいろんなジャンルの曲に挑戦してみてくださいね。