どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
こんちゃーす!シゲルでーす!今回のテーマはみんなが大好き【ミックスボーイスッ!】ですね。
ミックスボイスを使いこなせるようになれば好きな歌手の曲を自在に歌えることはもちろん、色々なアレンジを効かすことも出来るっす。
そんなことが出来れば、気になるアイツのハートを射止めることが出来るかも!?
さぁさぁ、そんなミックスボイスを出せるようになる練習方法をお伝えしていきましょーぅ。
高音発声に必須のミックスボイスとは
もうみなさんがミックスボイスについて知っているという前提で話を進めてきましたけど、きっと知らないっていう可愛い子猫ちゃんだっていますよねそういった方のために軽〜くお伝えしておきましょう。
ミックスボイスとは【高い声】っす。その一言で終わらせてしまったらよくわからないままでしょうから、もうちょっとだけ詳しくお伝えしますね。
そもそもシゲルの中ではミックスボイスの定義がめちゃくちゃ広いんですよ。まぁ色々な種類のミックスボイスがあるって感じですかね。
その数あるミックスボイスの中でも、みなさんが欲しいのは「あれ?これ高いけど裏声?いつ切り替わった?」ってタイプのミックスボイスだと思います。
【地声にしては高くて、裏声にしては強い】という、どうやって発声しているのかわからない不思議な発声方法、それがミックスボイスなんですよ。
これが出来るようになると高音域でも強い発声が可能なため、ロックやメタルといったジャンルでめちゃくちゃ使えるんです。もちろんその他のジャンルでもミックスボイスは大活躍しますけどね。
まぁミックスボイスに関しての解説はこれぐらいにして、次はその発声方法を手に入れるための練習方法をお伝えしていきましょう。
ミックスボイスを手に入れる練習方法
ミックスボイスを手に入れたいのであれば、この練習を継続していくといずれ出来るようになっちゃうんですよねぇ。
ざっと4つご紹介しましょう!
- 自分の力量を知る
- 表情筋のパターンを知る
- あえて裏声を使わない
- トライ&エラーの継続
自分の力量を知る
「えっ?これって練習じゃなくない?」と思ったアナタ!自分の力量を知ることだってれっきとした練習っすよ。
歌手でも動物でもなんでもいいですから、自分と比較できる対象を見つけて【自分がどのレベルにいるのか】ということを常に把握しておくことが大切です。
大体自分との差を感じる時って受動的なパターンが多いんですよね。でもそれだと精神衛生上あまり良くないんですよ。
例えば「カラオケに行った時、友達が異常なほど上手くて差を感じてしまった」とか「バンドやカラオケのイベントで共演者がめちゃくちゃ上手くてビビった」なんてパターンがあります。
こういう時って「アタイは全然上手くなかったんだ・・・」みたいに感じてしまうんじゃないでしょうか。
このように受動的だとショックが大きいんですよね。だからこそ常日頃から自分と周りの実力差を知る必要があるんです。ポイントは【習慣化】ですねぇ。習慣化するとそれが当たり前になりますから。
自分より上手い人との差を常に感じることで、その差にショックを受けるのではなく、それを埋める方法を考えられるようになるんですよ。
予期せぬ状態で衝撃を受けると【ショック】になりますが、予想してこちらから調査する姿勢を作っておけば、それは【学び】になるんです。
この違い、結構大切っすよ。常にこのトレーニングをしておけばメンタル面もかなり安定します。素直な気持ちで人の上手さを学ぶことが出来れば、上達スピードもかなり加速しますよぉ。
表情筋のパターンを知る
ミックスボイス習得において表情筋のパターンを知ることは超重要っすよ!顔の筋肉ってのは、動かし方を知れば知るほど奥が深いということを実感します。
声って口から出ますよね。「お腹から思いっきり声を出してー!」とか「頭のてっぺんから出すようにー!」とかって表現がありますけど、どう考えても出てるのは口からっす。
それじゃぁ発声時の表情筋はどこを動かせば良いかわかりますかね?「わかった!口や!口以外考えられへん!」って方、答えは【全部】です。動くところは全ての箇所に可能性が秘められてるんですよ。
口の開き方っていっても1つじゃないですよね。横に大きく開いたり縦に大きく開いたりと。
ミリ単位で見ていったらホントめちゃくちゃあるんすよ。まぁシゲルはミリ単位では見ないですけどねぇ。計測しながら歌うことはさすがに難しいですから。
ただ実際にはそれだけ多くのパターンがあり、目や鼻といったパーツと組み合わせることによって様々な効果が得られるようになるってことなんですよ。
全部を出来るようにしようとしてもさすがにキツイので、まずはご自身で思い付くパターンから1つずつやっていきましょう。
「1つやればまた1つ」といった感じで、経験を重ねれば重ねるほど新たなアイディアをバンバン思い付くようになってくるっすよぉ〜!
あえて裏声を使わない
みなさんが欲しているミックスボイスってのは【地声】なんすよ。【地声タイプのミックスボイス】っていうのは、聴いてる人からすると「どのタイミングで裏声に変わったのかわからなかった〜」って感じなんすよねぇ。
それもそのはず。そもそも【裏声を使っていない】わけですから、切り替わるもなにもないんですね。つまり、ずーっと地声を使っているワケっす。
裏声を使ったミックスボイスもありますよ。裏声と近い声量で地声を出せば、裏声と地声の境目はわかりにくくなりますから。ですけど、それってみなさんが求めているミックスボイスではないですよね。
パワフルかつ超破壊力を秘めたミックスボイスが欲しいなら、裏声は絶対に使ってはいけません。もう1回お伝えしておきます。
パワフルかつ超破壊力を秘めたミックスボイスが欲しいなら「裏声は絶対に使っちゃいかーん!」ということです。
初めは声量なんて小さくてもいいんですよ。ただ、高さは意識してください。出来る限り地声で出すことを意識すれば、出来る時とそうでない時の差が段々わかってくるはずですからね。
まずは膨大な量をこなし、色々なことを探っていきましょう!
トライ&エラーの継続
トライ&エラーの継続が出来るかどうかでミックスボイスを習得出来るかどうかも決まります。トライ&エラーってのは【挑戦】と【失敗】を繰り返すだけではありません。
挑戦と失敗を繰り返しつつ改善していき、過去にやった失敗をやらないことで精度を上げていくのです。ミックスボイスを習得できない人の大半の理由が【継続できない】というパターンなんですよね。
本当はまだまだ可能性がたくさん秘められているにもかかわらず「自分にはもうこれが限界だ」と決めつけてしまって道を閉ざしてしまうんです。心の底から「絶対に無理だ」なんて思っていたら、出来ることも出来なくなってしまいますよ。
これは精神論ではなく【出来ない】という思考が、目の前に転がっているチャンスを見落とす要因になり得るってことなんですね。
つまり、考え方が自分の成長をストップさせる1番の原因になっちゃうってことっす。思考というものがどれだけ大切なのかがよくわかりますねぇ。
シゲルの失敗体験談
最後にシゲルが大失敗したお話をしておきましょう。これは本当にヒドかったっす。
かつてシゲルはミックスボイスというものを裏声だと思い込んでいたんですね。まぁそれも正確にいうと間違いではないんですけど、地声のミックスボイスというものの存在を信じていなかったんですよ。
だからずーっと裏声を鍛えるための練習を繰り返していました。でも、裏声って【諸刃の剣】なんすよねぇ。強みもあれば弱点にもなる、みたいな感じっす。
それに気付かないシゲルはとにかく自分の信じる道を突き進んでいたんですよ。
そしてある時、バンドでハイトーンボーカリストの曲をカバーしようということになり初めてのスタジオ練習に入ったわけですが、これは一生忘れることが無いっすねぇ。
声が全く聞こえないんですよ。楽器の音が大きいから聞こえないんじゃないです。自分の声があまりにも小さいということが原因でした。
凍りつくスタジオ内の空気。それもそのはず、1ヶ月後にライブが決まっていたんですから。
そして、その時点で地声のミックスボイスという存在をまだ信じていないシゲルは、猛烈な勢いで裏声のミックスボイスを練習しまくったのでした。
ライブ当日、ちょーーーーう大失敗しやしたぁ!!
もうね、めっちゃくちゃ潔く大失敗!「キミ、何を練習してきたの?」みたいな感じでした。惨めだったねぇ。まず、声量に関しては改善できなかったし、無謀な練習のやり過ぎで声は枯れちゃってるしでヒドかったヒドかった。
そこでようやく「これじゃダメだ」って気付いたんですねぇ。「いやいや、遅いっしょ」って感じですけど、今は改善できているので良しとしましょう。
はぁ〜、思い出すだけで胸が締め付けられるぅ〜・・・。
ってな感じで、実はまだまだ失敗はたくさんあるんですけど今回はこれだけにしときますよ。こんなシゲルでも出来るようになるんですから、みなさんだって正しい努力をすれば出来るようになりますぜ。
まとめ
結局のところ、シゲルがお伝えしている練習内容を知って知識レベルが上がったとしても【やらないと出来ない】ってことだけはお伝えしておきます。
なぜならみんな体の構造が違うからなんですよ。でも、この練習方法はその違いの差を見つけることが出来るものでもありますから、ゆっくり時間をかけてやっていきましょう。
みなさんがより良い発声方法を見つけられるよう願っておりやすッ!
ではでは、ばいび〜!