どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
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【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
はいどーも! シゲルでーっす。
先日僕がtwitterにこんな動画をあげました。
地声から裏声に、そして裏声から地声にゆっくり移行する発声を撮ったものです。
こちらの動画の26秒あたりから見てみてください。
このサイレンのような発声についてこれから解説していきます!
関連記事:[茂解説]part1ミックスボイスは地声?裏声?習得は難しい?歌声を聴きながら解説
これはミックスボイスなの?
「これはミックスボイスなのか?」ってことについてお話しすると・・・これはミックスボイスの一種です。
ミックスボイスのきっかけを掴むための「種」だと思ってもらえればいいと思います。
ただ僕は、これをやってミックスボイスが出来るようにはなりませんでした。
これが出来るようになってもミックスボイスが出来るようになったわけではなかったですね。
なぜなら、このサイレンのような発声は本当にミックスボイスの「種」だから。
歌に使えるかどうかで言うと「歌には使えない」です。
高いところだけしか声量がない
声量があまり良くないです。声量あるじゃん!って思った方もいるかもしれないんですけど、デカくなったのは高くなったところだけなんですよ。
ゆーっくり地声から歌声の筋肉に切り替えていくところはめちゃくちゃ声が小さいんです。
僕がよく言うのは、基本的に歌の中で地声の筋肉に裏声の筋肉の使い方をプラスする、または地声の筋肉に裏声の筋肉の使い方をプラスするとお伝えしてるんですけど。
今回の発声動画は声を小さくすることによって地声から裏声に切り替わるところが聞き取りづらくなっているだけなんですよ。
ミックスボイスの一種だとお伝えしている理由はそこなんです。
切り替え部分が弱くなるのはNG
この発声方法を歌で使おうとすると切り替えで弱くなってしまうところが重要になってくるっていう感じなので、そこが難しいところなんですよね・・・。
その切り替えの部分が弱くなっちゃいけなんですよ。
もう1回聞いてみてください。高くなる前の音、小さいですから。
地声と裏声の筋肉をゆっくりゆっくり合わせていってる、みたいな感じなんですよ。
これを速くやったら裏返ります。だからこの発声が歌で使えないんです。
瞬発力 To Be With You
これは「瞬発力」ってのも関わってきますね。
瞬発力についてはMr.Bigの【To be with you】という曲の一部で解説していきます。
動画の3分47秒あたりから僕が歌っています〜。
歌詞はこちら。
Hold on little girl
Show me what he’s done to you
Stand up little girl
A broken heart can’t be that bad
(以下省略)
この赤線のところがポイント。無音からの助走が短めなので、どうしてもあのサイレンのような発声方法だと遅くなっちゃうんです。
ふあぁ〜って感じの入り方になっちゃうので、やっぱり歌には使えないですね・・・。
ミックスボイスの要素はある
確かにミックスボイスの要素なんですけど、ミックスボイスの種類が違う、って感じです。
ミックスボイスなんだけど、いくつかパターンがあるうちの一つでしかないんですよ。
大きな変化は期待できない
しかもこのサイレンのような発声方法はここから大きな変化を求めることができない発声方法で上限が割と低いところで決まってしまっているんです。
世の中はテンポの速い曲だらけ
やっぱテンポが速い曲がほとんどなのでね。
いや、テンポ自体はゆっくりでも言葉を詰め込んでいて、その中で止めが入ったり息を吸うところがありますよね。
その瞬間に口の形が変わったりすることによって筋肉が緩んじゃうんですよ。
そうすると高い声を出そうとした時に声がひっくり返っちゃったりしますね。
他のミックスボイスの種を探そう
なのでそこらへんを考えるとこのサイレンのような発声方法ではなく他のミックスボイスの種をどんどん見つけていった方がいいかなーと思います。
ミックスボイスってのは1種類じゃないですから。
ミックスボイスの種類の中にもめちゃくちゃ使えるものからわりと上限が低いところで決まってしまっているものもあります。
色々あるので今回の発声方法は一つの要素として認識して置いていただいた方が良いんじゃないかなーって思いますね。
この要素をいずれどこかで使う可能性ってのは十分にあり得る話なので大切に心の引き出しにしまっておいてください。
そして新たなものを手に入れるための行動をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はこのサイレンのような発声方法について解説しました。
これは僕が本当に何回も何回もやって感じた結果です。
みなさんとやった頻度は全然違いますよ、やりまくった結果「これは使えない・・・。」とかんじましたね。
ということで、どんどんレベルアップするために他の発声方法でも鍛えていってみてください。
ではまた他の記事でお会いしましょう。
ではでは、ばいび〜!
僕がどういう人間なのかはプロフィールとこちらをご覧くださいね〜。