どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
カラオケで歌う機会って意外とありますよね。職場の忘年会や送別会の二次会。親戚の集まりでマイクを渡されることもあるかもしれません。また、気の合う仲間と集まって歌うのは本当に楽しいものです。
そんな時って、とにかく盛り上がればいいので、そこそこ歌えれば大丈夫だとは思うんだけど、やっぱり高音曲を、バシッと決められたらかっこいい。
ここでは高音の声についてや、せっかくある機能をうまく使って高音曲をきれいに聞かせるためのカラオケの設定法、設定できないときの対処法までをご案内していきます。
高音曲を歌うには?:声を鍛えよう
ひとくちに高音曲と言っても、どんな曲でもいい訳ではありません。バリトンやハスキーの低音でかっこいい声を持っている男性が、いきなり子どもの頃のマイケル・ジャクソンのように歌おうとしたってムリがあります。
その人なりの高音で、しかも響きがここちよい声で歌ってほしい。どんな人にもあう曲はあるし、そんな歌こそ聞いているまわりの人間は感動して、「おおっ?!」と思えるものなんです。
録音して今の自分を知る(カラオケBOXで)
自分の歌声を録音しない人は、歌が上達しない。そう言い切る人もいるぐらい、自分の声を客観的に聞くことは大事です。
まずは得意な曲を歌って聞いてみましょう。その曲の中での高音部は無理なく出ているのか。たんに出せているだけじゃなく、かすれたり声がつまったりしていないのか。高音部では(低音部も)、音程がずれてしまっていることも、よくあることなので要チェックです。
スマホを使ったり、ICレコーダーを用意したり、やり方はいろいろありますが、今回のおすすめは、カラオケBOXなどの機能を使う方法です。現在、主流になっているのは、言わずと知れた「DAM」と「JOYSOUND」。どちらも会員登録は必要です。
※ 部屋によって使える機種が違うので、店頭で必ず確認してくださいね。
- DAM★とも録音
- うたスキ動画(JOYSOUND)
①DAM★とも録音
「DAM★とも録音」への会員登録がまず必要です。「デンモク」など、お店のリモコンでDAM★とも録音を選んで、録音。
その後はお店で再生することはもちろん、「マイページ」にUPすれば後からスマホやパソコンで聞くこともできます。また、専用サイトに公開して、みんなに聞いてもらうことも可能です。
②うたスキ動画(JOYSOUND)
「うたスキ」への会員登録が必要。お店のリモコンでログインして、専用カメラで動画を撮影できます。
「非公開」で保存したら、自分の「マイルーム」でみることができます。「公開」にすると、「YouTube」や「ニコニコ動画」のJOYSOUND公式チャンネルにUPされる可能性もあります!
自分にあったキーを探す
録音してみて、どう感じたでしょうか。自分が得意だと思っている曲は、無理なく歌えていますか?
大丈夫なら、このままブラッシュアップしていきましょう。そしてキーを一つだけあげてみてください。ちゃんと歌えたら、もう一つ上げてみて。そうして歌える範囲まで完璧に仕上げてみましょう。
ここで大事なのは、やはり録音して聞いてみること。キーを上げていって、歌える範囲が広がるのはうれしいけど、限界まで上げた声って、自分で好きだと思えますか?
ちゃんと声が出ているとしても、そこより少しキーを下げた声のほうが好きだけどな、と思える人、結構います。
曲自体が、どうしても自分の声に合わないと感じたら、きっぱりあきらめちゃいましょう。しっかり声を聞き込んだ後なら、自分に合った曲を探すのも楽になります。(大好きだけど、ちょっと合わない曲は、ヒトカラ用に・・・?)
ただ、もう少しがんばれそうだったら、声の出し方を工夫してみましょうか。
声の種類
一口(ひとくち)に「高音」って言ってますが、その人なりのものになります。地声が低い人と高い人、その人にとっての高音って違うはずですよね。
声楽でも通用する、声の高低での分け方は、大体こんなところです。
- 胸声(地声、チェストボイス)
- 中声(ミドルボイス)
- 頭声(ヘッドボイス)
- 仮声(裏声、ファルセット)
「胸声」が普段話している声、つまり地声で、閉じた声帯を呼気(吐く息)で振動させて声を作っています。
声帯とは、のどの奥にある扉のようなものですが、折り紙の真ん中に1本、切れ目を入れたイメージをすると、わかりやすいかもしれません。
「仮声(ファルセット)」が、一般的な裏声のこと。こちらは折り紙でいう切れ目が細く完全に開いた状態で、呼気が抵抗なく出ていくので楽に歌えるけど、どうしても弱々しくなってしまう声です。
胸声が低くて、仮声に向かうほど高くなっていきます。「胸声」とか「頭声」なんて、独特な言い方ですよね。
声を響かせる場所(あくまで感じ、ですが)から、ついている言葉のようです。
普段、話している地声の高さはみんなちがう。それは、そもそも声帯の長さや厚さなんかが、みんな違うからなんですね。特に低い声は限界がある。高い方は、訓練である程度のばすことができます。
そんな時に、チマタから聞こえてくるのが「ミックスボイス」という魔法のような言葉です。
ミックスボイスって?
ミックスボイス。人によって、本当に定義がいろいろなんですね~。世界中で通用する言葉、というわけでもないらしく、アメリカなどで長年ボイトレを受けた人なんかは、単なる都市伝説だ、なんていうことも多いです。
「地声」と「裏声」を混ぜる、と、よく言われているけど、地声は声帯を閉じて出す声、「裏声(ファルセット)」は開いて出す声、とすると、それはありえないと言っている専門家の方が多いです。
さきほどご案内した声区の「中声(ミドルボイス)」と同じものだ、という説はわかりやすいですね。
ただ、おおよそ共通しているのは、ミックスボイスってパンチのある力強い声だということ。
そして、たとえば「ドレミファソラシドレミ・・・」と音階をのぼっていくと、どうしても声がひっくり返ったり、裏返ったりしてしまうポイントがある。
ここを「換声点(ピッチポイント)」といいます。正式には異なる声区の限界点のことなんですが、ここをスムーズに出せて、さらに高い声につなげていく、ということができる声がミックスボイスのようです。
ただこれは、力強い地声を引っ張っていって高い声を出す、ということではありません。声がかれたり、のどを痛めたりするのは、だいたい地声で頑張ってしまっている時なので、ここは要注意です。
関連記事:[一般説]ミックスボイスを使うと喉が痛い!対処法は?高音発声を調査!
力強い声って?
ミックスボイスはパンチのある声だとお伝えしましたが、これは力んで(りきんで)歌うことでは、決してありません。
ミックスボイスや、頭声(ヘッドボイス。頭から突き抜けるような声かな。)の声の出し方は、ある意味、地声と裏声(ファルセット)の中間のようなものではあります。
声帯の一部は必ずくっついていて、一部を開いて歌う。つまんだホースからは水が勢いよく出ていくように、細いすき間から息を出すことによって力強い声が出るんです。
ただ、ここで勘違いしがちなんですね。
息を強く吐けば、高い声や強い声が出ると思っている。でも空気を強く当てても、声帯はきれいに振動してはくれません。第一、長く息をたもつことができないので声も続かないんです。
そして何より困るのは、強く息を吐くと音程がくずれてしまいがちなことです。
「発声」に大事なこと
声を出すのに、いちばん大事なこと。これは、とにかくリラックスすることなんです。ミックスボイスを出すのには、声帯のすき間を調整したりするって説明しましたが、これ、本当に「声帯だけで」調整することが大事なんですね。
声帯は筋肉なので、コントロールすることは可能です(理屈では)。この時、まわりののどや首、胸の筋肉なんかに力を入れてしまうと、肝心の声帯にも力が入ってしまって、うまくコントロールできなくなるんですね。
歌うときには、胸式呼吸を使わないほうがいいと言われているのも同じ理由です。体の上のほうに変な力が入ってしまうから。
対する腹式呼吸も、息を吸った時におなかを膨らまそうと頑張りすぎても、やはり力が入ってしまいます。ガチガチに腹筋を鍛えて、固めてしまうのも論外。自然な呼吸を妨げてしまうかもしれません。
アメリカなどでは、すでに腹式呼吸は時代遅れだという話にもなってきているそうです。風船のように、ドラえもんのように? 胸からお腹にかけて自然に膨らませるイメージのほうが、うまくいく感じですね。
個性的で魅力ある声を出すためには、むしろ自然な呼吸を強化して、息を出す量をコントロールするほうが、よっぽど重要なようです。ミックスボイスなどの高音域の声を出すときには特に。
高音曲って、すぐに歌えるの?
いろいろご案内してきましたが、結局、高音曲って歌えるようになるのか?
・・・はい。ただ練習は絶対に必要です。本気でやってみたい方は、ぜひこちらの記事も確認してみてくださいね。長い目でみていきましょう。
関連記事:[一般説]ミックスボイスは裏声?地声?初心者にもできる?高音発声を調査!
関連記事:[一般説]歌が上手くなりたい!練習量の大切さと気を付けるポイントって何?
それと合わせて、自分の声を録音して聴いてみて、キーの合う、ちょっと頑張れば高めの声もきれいに出せる曲は、ぜひ早めに見つけてみてください。
でも今すぐ歌いたい:カラオケ設定を自分バージョンに
それでも歌う機会は不意にやってきます。まずは少しでも歌いやすいように、また少しでもいい声に聞こえるように、環境を整えてみませんか。
といっても、まずはみんながやっているであろう、エコーの設定などからご案内しましょう。
ミュージックとエコーとマイク
【ミュージック音量】
カラオケBOXで、特にヒトカラ(一人カラオケ)の時に最初にいじってしまうのが、「ミュージック(演奏)」のボリュームのつまみでしょう。これはもう、だいたい部屋の大きさで決まってきますよね。
大きすぎると音が割れてしまいます。特に狭い部屋だと、メロディが取りずらくなるのでほどほどにしましょう。
【エコー】
みんな、なんとなくわかったつもりでいる「エコー」。日本語だと「反響音」で、ようするに「こだま」や「やまびこ」と同じようなものですね。カラオケでは絶対に必要なエフェクト(効果)の一つです。
このエコー、「ディレイ」とも言いますが、ようするに「遅れ」、少し遅れて聞こえてくる音ですね。やまびこは山などにぶつかって返ってきますが、エフェクトでは意図的に少し遅れて元の音を足していきます。
この遅れる時間の長さ(ほんとに小さな単位の時間ですが)によって、いろいろなエフェクトがあります。こちらの記事に出てくる「ダブリング」もディレイの一種ですね。
関連記事:[一般説]カラオケが上手くなりたい!やりがちな歌のNG自主練習方法
ちなみにライブハウスなんかで使っているエフェクトは「リバーブ」と言って、「残響音」を加える効果だそうです。このあたりは、追求しだすと深みにはまりますね・・・。
話しを元に戻して。エコーをかける効果は、微妙にずらした音を重ねることで、元の音がぼやけることです。つまりは、多少、音が外れていようが、リズムが狂っていようが、あまり気にならなくなる、ということなんですね~。
実感としては、声が響いて余韻(よいん)のある、多少いい声に聴こえるのがうれしいんですが。ただ音を重ねる、ということはエコーを強くかけすぎると逆に音がぶれて聞きにくくなるので注意が必要です。
【マイク音量】
これは、そのままマイクにのった自分の声の音量の調節ですね。自分の声量にあわせて、普通に上げ下げしているかと思います。大きくしすぎると、ハウリングをしてしまうので、ほどほどにしましょう。
マイクを近づけたり離したりすることで、ある程度の調整はできますね。
バランスが大事
イベント会場や路上で演奏しているのを聴いたとき、なんか聞きにくいな~、と思うことがたまにあります。そういう時ってだいたい曲と声の音量のバランスが悪いことが多いようです。
昔は学園祭の軽音部などの演奏は、素人が聴いてもミキシングが悪いとわかるような、ひどいのも多かったものです。
今は多分、機材もよくなって(というか、素人でも扱いやすくなったのかも)、そこまでひどいのはないですが、ボーカルがまわりに負けていて、かわいそうだな、と感じることはたまにあります。
やはり、バランスが一番大事なんですね。
ただ比率はこれです! と示せればいいんですが、本当に環境やその人の声量などで黄金バランスは変わってきます。おおよその目安として、「音楽4:エコー2:マイク5」あたりで設定する人が多いようです。
こちらで、ポイントだけまとめておきます。
- ミュージック音量 :部屋の広さに合わせて最初に設定。大きすぎると音が割れる
- エコー :強くかけすぎると、音がぶれて聞きづらくなる
- マイク音量 :大きすぎるとハウリングする。
カラオケ機材について
せっかくなので、見慣れているけどよくわかっていないカラオケの機材について、確認してみましょう。位置によって、環境も変わってくる場合もあります。
【リクエストターミナル(本体)】
カラオケの心臓部ですね。これがないと歌えません。今の主流はHDD(ハードディスク)内蔵型。本体に新しい曲も保存されていきます。
【通信機器】
よく考えれば当たり前なんですが、ルーターなどがなければ、新しい曲をHDDに取り込むことはできません。
【パワーアンプ】
声を増幅させる装置ですね。音質は、本体のほうで調整していることが多いようです。
【スピーカー】
天井に取り付けられていることが多いですよね。地味に、向きは大事です。
【リモコン】
今は本当に便利になりました。薄暗い店内で歌本を見るのはきつい。一定の年代以上の方なら、「あの頃」も楽しんでいることでしょう。機能的には、ほとんど小さなタブレットのようです。
【マイク】
主流のワイヤレスマイクは、受信機とマイク本体と、充電器がセットになっていますね。マイクの一番下の部分を持ってしまうと、声が飛ばなくなるので気をつけましょう。
【モニター】
もはや、説明は不要でしょうか。ただ、モニターの位置が低くても、下を向いてしまったら声が出にくいので、意識して注意しましょう。
「マイマイク」を手に入れる
やっぱりマイクの性能によって、声の響きは変わってきますよね。お店のものだと老朽化しているかもしれない。
安定した性能を求めるのなら、いっそマイマイクを手に入れてみましょう。コンデンサマイクだと感度が良すぎて廊下の音まで拾ってしまう可能性があるので、ダイナミックマイクがおすすめです。
- どの店で歌っても一定の音質
- ハウリングしにくい
- 自分に合ったマイクが選べる
- 採点で高得点がでやすい
①どの店でも一定した音質
やはり一番のメリットはこちらでしょう。特に録音して確認するためには、音質が安定していたほうが、わかりやすいです。
②ハウリングしにくい
お店のマイクより「単一指向性」が強く、音を拾う範囲が狭いものが多いです。そのため声以外のものを拾いにくいので、ハウリングしにくくなります。
③自分に合ったマイクを選べる
マイクによって、得意な範囲が違います。高音がきれいにでるものを選んでみましょう。マイクによって歌い方を調整する必要もなくなります。
④採点で高得点がでやすい
カラオケの採点機能で、高得点を出しやすいマイクもあります!
こちらのサイトは、値段の手ごろなものから本格的なものまでそろっているので、ぜひながめてみてください。
ひとつだけご注意があります。マイクのコードをつなぐ前に、必ずカラオケ機器側の音量やエコーを、ゼロにしておきましょう! これをしないと、最悪、壊れます。30万円ぐらいの弁償となってしまうので、気をつけてくださいね。
どんな環境でも歌わなきゃ:自分を設定に合わせる
マイマイクに頼ってみたり、カラオケのエフェクトに頼ってみたり。ヒトカラだったらいいけど、みんなで楽しむ時には、なかなか自分の思い通りにできないことのほうが多いです。
場合によっては、途中でキーを変えたくなっても言いづらかったり・・・。そんな時のために、やはりいつでも歌える、自分の声がいちばん魅力的に聴こえる十八番(おはこ)は用意しておきましょう。
ここでは、少しでも高音を出しやすくする対処法をご案内します。
緊張したら声は出ない
普通に人前で話すときでも、緊張したら声が詰まってしまいますよね。歌う時ならなおさらです。
繰り返しになりますが、歌うときはリラックスすることが何より大事です。緊張すると、特に上半身に力が入ってガチガチに固まってしまう。声帯にも力が入って、スムーズに声の調整ができなくなります。
特に高音部で声がひっくり返ってしまいがちですね。
テレビ番組でカラオケの採点バトルが人気ですが、本気の場面では、軽く肩をほぐすストレッチをしたり、深呼吸や発声練習をしたりしている人を見かけます。
そんな中で、「リップロール」をしている人がいたのは印象的でした。
くちびるを「ブルルルル・・・」と震わせる、子供のころによくやったあれです。ボイトレ本などでも、よく緊張をほぐす効果がある、と出ています。
座って歌いたい
私にとっては、これが一番問題でした。とにかく、座って歌うと声が出なかったんです。「声でないっ」と言いながら、スツールから降りたり未だに(いまだに)しているんですが、そうもいかないときもありますよね。
座ってだと、なぜ歌声、特に高い声が出にくいのか。やはり、上半身が安定しにくいことが大きいでしょう。猫背は論外です。
人間の背骨はS字カーブを描いているのが自然なので、そこはきちんと取りましょう。その上で骨盤の上に頭がちゃんとのるような感じにします。
その上半身を安定させるには、やはり下半身の位置が大事です。ここを私も勘違いしていたんですが、太ももを椅子にのせないように、浅く座ってみましょう。足の裏はできれば床につけてバランスを取る。
椅子に深く座って背筋を伸ばすと、肩から背中に力が入ってしまって固定してしまうんですね。そのため、声をスムーズに出すことができなくなってしまっていたんです。
浅めに座って、後は声の出しやすい体勢を見つけてみましょう。
「プロオケ」で歌ってみる
「DAM」にはいろいろな機能がありますが、最後におすすめしてみたいのは「プロオケ」です。
ふだん歌っているカラオケの「ミュージック」には、ボーカルが歌うメロディが小さく流されています。採点も、これにそって付けられているんですね。
プロオケでは、これがありません。プロと同じ状態で歌うことになるんですね。また、通常、歌詞はメロディーに沿って色が変わっていきますが、これもないんです。
なので、アーティストやボーカルの方のための礼儀としても、リスペクトとしても、メロディーはちゃんと覚えましょう。
その上で細かいところは気にせずに、のびのびと歌ってしまいましょう!! 歌いこんだら、もう自分の曲です。多少ずれても、それは味です。
私が尊敬してやまない玉置浩二さんのように、完璧に歌えるからこそフェイクやアドリブを入れてしまう、なんて域に達するのは、とてもムリですが、ある程度好きに歌う曲があってもいいですよね。
採点なんかにとらわれない、人に感動してもらえる歌声って、そういうものなんだと思います。
まとめ
カラオケで高音曲を歌う方法(裏技?)をいろいろご紹介してきました。
カラオケに限らず、プロの方たちの歌声にも当たり前のように、効果的なエフェクトがかけられている時代です。ある程度の知識や情報をもっていても損はないですね。
でも、これらはもちろん手段であって、声を聴かせるための「手助け」にすぎません。まずは自分の声をしっかり録音して聴いてみて、あこがれのミックスボイスを目指して練習はしっかりしましょう。
ただ、さいきん活躍している若いスポーツ選手たちを見ていても、伸びる人は、やはりのびのびと、どこか楽しんでやっているようです。リラックスして、体に力が入っていない。
これは、やっぱり高音を伸ばそうという時にも大事なんだと思います。
練習も大事だけど、大好きな歌うこと自体を楽しんで。そして、自分の魅力的な声と、その声を引き出す歌を、ぜひ見つけてみましょう!