どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
あなたにとってカラオケってどんな場所ですか?
今や飲み会の二次会の場としてだけではなく、昼間はママ友やマダム達の憩いの場としても大変ありがたい場所ですよね。
大人数で行けば歌う回数も少なくなりますからその瞬間のその選曲が勝負。
上司や可愛い後輩、家事育児の苦楽を共有できるママ友の前など「いよいよ次は自分の歌う番・・・」という場面でかっこ悪い思いはしたくないものです。
ここでサラッと上手に歌えたらめちゃめちゃかっこいいですし、翌日から周りの視線が憧れの眼差しへと変化するかも。
しかし、歌うまを目指して懸命に自主練習に励んでいるつもりなのに、もしそれがNG練習方法だったら・・・どうしましょう。
そんなついやってしまいがちなNG練習方法と解決方法をご紹介します。
こんな練習しちゃっていませんか?
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突然ですが、この中で歌が上手くなるためにあなたが行っている練習方法はありますか?
- 音の粒が細かい曲で練習する
- 闇雲に高音の曲ばかりを歌う
- プロの歌声に合わせて歌う
- カラオケで長時間歌う
一見するとどれもごく一般的な練習方法ですよね。
でも実はこれ、ぜーんぶNG練習方法なんです!!
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上記のNG練習方法の共通点、正解は・・・
歌う事に意識が向いてしまって「聴いていない練習法」なんです。
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「歌が上手くなりたい」って話の最中に「聴いていない」と言われても・・・なんだか混乱してきたわ。
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なぜ「聴いていない事がNG」で、「改善するには何を聴いたら」いいのか。
そんな疑問をこれから徹底的に解説していくよー!
「音の粒が細かい曲で練習する」
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ここでいう音の粒とは音符の密度を表します。例えば4拍子の曲であれば「4拍(1小節)の間に発音すべき歌詞がガッツリ詰まっている」としましょう。
・・・歌いにくいですよね。
聴感上はノリが良かったりリズムが心地良い曲も多いので歌いたくなる気持ちはわかりますし、音程云々ではなくその場を盛り上げたい!という目的であれば構わないのですが、歌を上達させる事が目的となると話は別なんです。
近頃のアーティストの楽曲はDTM(デスクトップミュージック・または打ち込み)といって主にパソコンの音楽ソフト等を使用して作曲しています。
音符をポチポチ入れるだけでどんな高等技術を要する奏法も簡単に再現できてしまうため、口ずさんで作曲している曲に比べると音の粒が細かくなりがちなのです。
音の粒が細かいと音程が揺らぎやすかったりリズムが複雑なため歌が上手くなるための練習曲には向いていないのです。
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練習すればいつかできるようになると思って
「早口言葉かよ!」って思ってしまうくらい細かい曲をずっと練習していたよ・・・
平成初期・昭和の懐メロにチェンジ!
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筆者はよくカラオケコンテストのような番組を好んで見ます。
「みんな素人なのに上手いなー」と思うと同時に、出場者の方がどんな曲を選んでいるかを重視してみると「今年大ヒットしたあの曲を歌います!」という方って実はごく稀で
「あーあったね、そんな名曲!」と言いたくなるような、懐かしい曲をチョイスする方のほうが圧倒的に多い事に気づきました。
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確かに「久しぶりにこの曲聞いた!」と思うくらいの懐メロが多いかも!
平成生まれ・21世紀生まれの方には大変恐縮なのですが、
練習曲という観点で言えば「平成初期以前の曲」は音の粒が比較的少なめで歌いやすく
坂本九「上を向いて歩こう」光GENJI「勇気100%」ZARD「負けないで」など
音程のアップダウンも少ない曲がおすすめです。
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でもやっぱり流行りの曲は押さえておきたいし、
友達とカラオケに行ったっときに”ダサい選曲”って思われたくない。
なんとかならないのー!?
そんな時は「アーティスト自身が作曲をし、作曲者本人が楽器を弾きながら歌っている曲」に注目して曲を選んでみてください。
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簡単に言うと「弾き語りをしているシンガーソングライターが作った曲」という事だよ。
全てが当てはまるわけではないけど、歌いやすい曲の探し方をチェックしてみよう!
歌いやすい曲の探し方
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- 音楽番組などでアーティストが演奏を始めると画面に曲のタイトルが出ます。
- タイトルの下「作曲〇〇・作詞〇〇」に記載された名前を確認。
- 「何かしらの楽器を演奏しながらメインメロディーを歌っているアーティストご本人の名前」であれば比較的歌いやすい楽曲であることが多いです。
- 音の粒の密度や音程の乱高下が無いかよく聴いてみましょう。
「演奏しながら歌う」って実際やってみると結構難しいんです。
筆者も学生時代にバンドを組みキーボード2台+コーラスを担当していましたが、細かい音符を正確に歌いながら細かい音符を演奏するって超超超絶技巧なんですよ・・・
楽器を演奏しながら歌える方は、作曲するときも楽器を用いる傾向にあるので演奏がおろそかになるような高等技術が歌に入りにくいというわけです。
ちなみにこの「作詞・作曲」の欄を見ると「えっ、この曲あの人が作詞したの!?」「あの人が作った曲をこの人が歌っているなんて!」と意外な繋がりが垣間見えたりするので、とても面白いですよ!
「闇雲に高音の曲ばかりを歌う」
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基本的に低音に関しては自分の努力ではどうにもならないのですが、高音は努力すれば伸ばせることはご存知な方もいらっしゃると思います。
高音が出せることで歌える曲も増えますし、努力で高音が出せるようになるのなら目指したいですよね。
あわよくば「イケボ(イケてるボイスの略)」って言われたい・・・!
どのような練習をしたら高音が出せるようになるのでしょうか?
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喉を痛める練習は危険!
カラオケを楽しんで爽快な気分で帰宅したものの、翌日「声が枯れちゃった・・・」という経験、皆さん一度はありますよね。
「カラオケ=声が枯れて当たり前」「声が枯れるくらい思いっきり楽めた!」などと楽観視していませんか?
実はこれ、結構危険な事なんです。
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- 会話する時の呼吸法のまま歌おうとしている
- 自分が出せる音域(ボイスレンジ)を把握していない
- 喉と体の歌う準備が整っていない
これらを解決しないまま闇雲に高音ばかり練習すると喉を痛めるばかりか声帯ポリープの一因にもなってしまいます。
声帯ポリープは、風邪や声の出しすぎなどが原因で声帯に炎症が起こり、声帯の縁に小さい隆起ができる病気です。症状は声を出しにくい、声がかれるなどです。オペラ歌手のように普段から正しい発声の訓練をしている人よりも、教師や政治家など長時間話すことが仕事の人にできやすいといわれています。普段あまり声を使わない人が、運動会の応援などで大声を急に出したあとにも生じます。
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私も高音ボイスのアーティストにハマっていた時期があって、ボイトレとかもよくわからないまま「高いド~更に高いレ」の音が中心の楽曲をひたすら歌っていたわ。しばらく続けていたら案の定、喉を痛めてしまって。
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それはずいぶん無謀なチャレンジをしていたんだね。
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そうなのよ。近所の診療所に行ったら「ハイトーンばっかり練習してたんでしょう」と図星の診断結果。
とても恥ずかしかったわ・・・
「胸式呼吸法」「腹式呼吸法」って何?
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普段私たちが会話をする時は胸式呼吸をしています。肺で吸って肺で吐いているため上半身のさらに半分ほどしか使えていません。
喉を締めた苦しい歌い方になってしまうのはこの胸式呼吸法のまま無理やり高音を出そうとしてしまうから。
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そこで登場するのが腹式呼吸法です。
言葉だけはなんとなく聞いたことある方も多いかと思います。
歌う時や管楽器を演奏する時など息をより多く吐くために最適な呼吸法なのですが、この腹式呼吸を使うことで空気をたくさん取り込むことができ、吐き出す息の量が安定するため音程がブレにくくなるんです。
更に声量アップや喉への負担も軽減されることで声が枯れにくくなるという嬉しい効果もありますよ。
- 仰向けに寝ます。腕と脚は少し開いてリラックス。
- 片手はおへその下あたりに乗せましょう。
- そのままゆっくり大きく呼吸してみます。
息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いた時お腹が凹んでいれば腹式呼吸ができている証拠です。
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イマイチ分からない時はおへその下に空気を集めるイメージで吸って、息を吐きながら軽くおへその下あたりを押してサポートしてみよう。
この呼吸法を頭に入れつつ立ち上がったら、次は姿勢です。
つま先はやや外側に向けた方が堂々としていてステージ映えしますよ!
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試しに無理のない音程で「あー」とできる限り大きく長めに発声をしましょう。
姿勢に気持ちが行ってしまって腹式呼吸を忘れないでくださいね。
ここで腹式呼吸ができていると、発声中に誰かから押されたり叩かれたりしても身体がブレません。
頼める方がいたら前後左右から軽く突き飛ばしてもらってみてください。
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「発声練習」にチェンジ!
発声練習で体と喉に「私は歌いますよー」という信号を送りましょう。
発声練習には様々な方法がありますが、ここでは低音と高音を意識した発声練習をご紹介します。低音の発声と交互に行うことでどのくらい高い音が出せたのかを意識できて、体も温まるので歌う前のウォームアップにもオススメです。
体全体が一つの管になった楽器だと思ってやってみてくださいね。
特に音程が低くなるときは声量が落ちないよう注意しましょう。
ウズラの卵ではなく鶏卵ですから、なかなかの大きさですよね。
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このウォームアップをしたときに発声できた低音から高音までが自分の音域(ボイスレンジ)の目安ですので意識して聴いてみてくださいね。
「意外と狭いな」と感じるかもしれません。
繰り返し練習していく事によって高音はもちろんのこと、地声と裏声の中間(ミックスボイス)も滑らかに出せるようになります。
1日数回を目安にして、当日または翌日に喉が顔が痛むようであればその日は練習をお休みしてくださいね。
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発声練習で聞き苦しさのないキレイな高音域ボイスを目指したいわね。
関連記事:[一般説]音が外れる!高い声を出すと苦しい!悩み解消簡単ボイトレ!
「プロの歌声に合わせて歌う」
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歌が上手くなるためにはやはり歌を生業にしているプロのアーティストの声を真似るのがいちばんの近道ですよね。
そのため曲を聴きながら歌う事を一番手軽な練習方法だと思い実践している方も多いかもしれません。
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しかしこの練習方法だと「自分が上手く歌えた気になってしまう」という恐ろしい勘違いを起こしてまうかも・・・
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「ダブリング」って何?意外な効果とは
市販の曲を聴いていて時々「この曲、ボーカルの声がダブって聞こえる!」と感じる事はありませんか?
これは「ダブリング」といって、幻聴や仮歌の消し忘れではなく、同一人物のボーカルの声を2回録音して重ねる事でボーカルに厚みを出す録音方法なのですが
実は「不安定な音程やリズムが整って聞こえる効果」も一定量あるんです。
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例えば、手拍子でリズムをとるとします。
静かな部屋でメトロノームの音に合わせて一人で手拍子したときは、リズムがズレたら「あっ」と気づきやすいですよね。
これが他の楽器も鳴っている中で大人数が手拍子してみるとどうでしょう。自分のリズムのズレに気づきにくくなりませんか?
歌声も同じで、楽曲としては聴く分には厚みや広がりが出て素敵ですが、お互いの音程やリズムを補正し合っていると上手に歌えているように聞こえてしまい
自分がどのように歌っているのか判断ができないということなんです。
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1フレーズ毎の「区切り練習」にチェンジ!
アーティストの声を真似る事に変わりはないのですが、1曲通して流すのではなく1フレーズだけ聴く→聞いた部分を歌う(曲は流さない)を繰り返してみてください。
フレーズ毎に区切って集中して聴き込むことで、聞き逃していた歌い方の癖や、伴奏楽器の動きがわかり、リズムが取りやすくなります。
音程が合っているか不安に感じる時だけ原曲を「うすーく」流して歌っても構いませんが自分の声が紛れてしまわないように注意。
もちろん1曲通して流すのはNGです。
また1番と2番の聞き比べもしてみてください。
「アクセントの位置」「ビブラートの位置・特徴」「同じ歌詞でも歌い方が違う」等、気になる事があったら歌詞カードに書き込んでみてから歌うと上達へのヒントが見えてくるはずです。
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原曲と一緒に歌うのは、気分転換したい時やメロディーを確かめる程度に留めた方が良さそうだね。
「カラオケで長時間歌う」
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1曲歌うのって意外と体力を消耗しますよね。
プロの歌手なら話は別ですが、1曲通して歌えたことへの充実感や歌い切ることに集中して(あるいは自分の歌声に酔いしれて)しまい自分の歌い方を冷静に省みることができないのが一般的です。
「一人カラオケで半日こもって練習したー!!」と言っている方は体力もあってきちんと自分の声を的確に分析・把握しているかなりの玄人。
あるいは体力を消耗したことでなんとなく練習した気分になっているど素人ということになります。
筆者もど素人の例に漏れず、”歌上手いね”って言われたい!という願望が先立って一人でカラオケに行き、歌本をランダムにめくった中から知っている曲を適当に選曲して開店時間からフリータイム終了時刻までひたすら歌いまくるという時期がありました。
今思えば非常に荒っぽくて雑な練習をしていたというのがよくわかります。
なけなしのお金と青春を対価にして得たものは、歌のスキル・・・ではなく「たくさん歌ってなんだかスカッとしたなー!」というベクトル違いの達成感だけ。
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1曲歌ったら「聴く」立場にチェンジ!
今までの練習方法を行った上で完成度を上げるための確かめとして活用するのは OK!部分的に歌ったときにはクリアできていた事も「1曲通すと上手くいかない・・・」といった新たな課題も発見できますよね。
ただし、1回歌ったら録音をして自分が歌ったものをきちんと聴き直ししてください。聴き直す事で自分がかっこいいと思っていた歌い方も客観的に聴くと「あれれ?」と感じる所があるかもしれません。
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ボイトレ教室に通うことを考えたら安上がりですが、限りあるお小遣いからカラオケ代を捻出するわけですから、気持ちはとてもよく分かります。
ただ上達するか分からないまま闇雲に歌い続けるよりも、その場で自分の歌声を確認して改善すべきポイントを明確にしてから歌う方が確実に上達しますしコスパも良いと思いませんか?
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録音した歌声を聴いている間は喉を休ませることもできるね!
また練習中はこまめな水分補給や休息を含めて2時間程度に留め、喉に負荷をかけないためだけでなくトレーニングを長期間続ける事へのストレスや飽きも同時に防ぎましょう。
もちろん自分の声を聞いて「パフォーマンスが落ちてきたな」と思ったら早めに切り上げることも大事ですよ!
「採点機能を使った練習」はあり?
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いい質問です。
実はこれも意外とやってしまいがちなNG練習方法なんです。
実はカラオケの採点機能というのはあくまで「機械上の採点」であり「ざっくりした総評」しかできないんです。
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例えば曲中で上手く歌えていないと自覚した箇所があると仮定しましょう。
歌っている瞬間は音程のグラフからズレを把握できてわかりやすいですが、次の歌詞に移ると消えてしまいますよね。
つまり、歌うことに集中しているこの瞬間に行うべきことは
- 自分の歌のクオリティーを維持しながら
- 音程のズレ具合を耳やグラフを見て確認しつつ
- 歌詞カードに音程がズレた箇所をメモする
- 同時にビブラートなど他の項目もチェックしていく
・・・無理。
そうこうしている間に曲が先へ先へと進んでしまってもはや歌どころではありません。
歌い終えてから確認したくても、採点画面のウネウネ上下したグラフの中だったり蜘蛛の巣のようなレーダーチャートをよく見ても
得点が上下した箇所って具体的には確認できないんですよね。
「もっと抑揚をつけましょう」と忠告されても、出来ていた箇所もあったとしたら、それはどこなのか。カラオケの採点機能ではその可能性すら分からないのです。
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採点ミスがあったとしたら大問題じゃない!
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ただ高性能採点機能だからこそ起きてしまう理不尽な所があって・・・
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それは、
兎にも角にも原曲に忠実でなければ得点が下がってしまう事。
聴感上ではどんなにかっこよく歌えていたとしても、リズムをあえて揺らしたり自分の発した声の長さが原曲より短くなるだけでも減点の対象になってしまうのです。
そのため、たとえプロの歌手でさえ「自分の持ち歌をカラオケで歌っても満点が取れない!」という謎の逆転現象が発生してしまいます。
また採点マシーンによってはビブラートやこぶしを入れた分だけ「加点対象」にしている物もありますが、加点対象だからといって曲中でやればやるほど歌が上手いという評価は一概にできません。
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そもそも「歌が上手い」という評価には明確な基準がありませんし、音程がきっちりしていなくても味のある歌い方が素敵なプロの歌手もたくさんいますよね。
そのくらい「歌」というのはストライクゾーンが曖昧なのにあえて基準を設けて機械で採点しようとしているので、どんなに高性能でも「人間の耳による評価」とはズレが生じるのです。
カラオケ採点機能の得点が伸びなくて漠然と悩むくらいなら、録音した歌声を聴いて自分の納得いく歌い方を追求してみる方が確実ではないでしょうか。
これだけでオシャレな歌い方に!
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歌っていて、なんとなく平坦な歌い方になってしまうとお悩みではありませんか?
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そんなとき1つ試していただきたいのは日本語の歌詞をローマ字に書き換えてみること。
例えば「写真」だったら「shashin」といった感じですね。
そしてローマ字変換したアルファベットの子音を意識して発音してみてください。
「shashin」の「s」を例にすると「い」の口の状態で息を前歯にしっかり当てましょう。そして発音した直後に「h」も意識することでスッと力が抜けて美しい「sh」の発音が出来上がります。
試しに一節歌ってみましょう。
sotugyoo shashin no huhuhuhuhumーー
・・・どうでしょう、これだけでグッと歌い方が変わりませんか?
自分の歌い方に変化をつけたい方はぜひやってみてくださいね!
まとめ
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いかがでしたか?
上手に歌えるようになるためには「ひたすら歌いまくること」と思いがちですが「好きな曲だから」と無意識に難しい選曲をしていたり、聴き込み不足で自分が本来目指せるはずの完成度を損なっている可能性があるとしたら非常にもったいないですよね。
原曲の歌に被せて練習していたことで上手に歌えた気になっていると、いざ人前で歌うときに自分の思っていたパフォーマンスができずに恥をかくことにもなりかねません。
歌う事ばかりではなく聴く事も大事な練習なんだという考え方にチェンジ!して無駄なく無理なく楽しく練習に励んでいただけたら嬉しいです。
そんなバカなっ! 一体どういうこと・・・?