[茂解説]演歌歌手島津亜矢の歌唱力は凄い!上手さのポイントを解説

どもー!シゲルでーすっ!

このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!

記事に関しては【茂解説】【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。

【一般説】
この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。
【茂解説】
シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。

といった感じになっております。

どちらも面白いので是非ご覧くださーい!

はいどーも!シゲルでーっす。

今回は演歌歌手の島津亜矢さんの歌の上手さについて見ていこうかと思いまっす。

僕は基本的に高音発声について情報発信してて島津亜矢さんももちろん声高いっすけど「そういう次元の話じゃない!」って感じだったっすよ・・・!

シゲル
ちなみに僕は約10年くらいかけてミックスボイスを才能がないのに手に入れる事が出来たよーってな人間っす。

こちらの動画でも話してます~。

 

島津亜矢の歌の上手さ

じゃあまずは結論。島津亜矢さんがどんな人かっつーと・・・化け物っす。

化け物・怪獣っすね。

褒 め 言 葉 っ す よ !

シゲル
す ー ご い っ す か ら ! ! 

 

コブクロの「桜」カバーで分析する理由

今回見ていく曲はコブクロの「桜」を島津亜矢さんとCHEMISTRYの川畑要(かわばたかなめ)さんと一緒に歌ってる動画っす。

演歌じゃない曲を歌ったときに【上手さが際立つ】って感じで、島津亜矢さんの場合は特にそれが現れてるんすよぉ〜。

シゲル
島津亜矢さんって演歌歌手なんすけど、演歌で見ていくと「演歌歌手なんだからそりゃそうでしょ。」みたいな感じになっちゃうっす。

 

動画をぜひ見て欲しいっす

多分まだYouTubeとかに上がってるかもしれないんでよかったら見てくださいな。

本当は映像を見ながら「ここがこうで・・・」って説明したいっすけどいろいろ問題がありそうなんでやめときますわ。

シゲル
その動画の中で僕が感じた事などを説明していきますねぇーぃ。

 

島津亜矢の注目ポイントはココ!

僕が注目したのはこの6つっす。

シゲル
「演歌歌手」ってことを前提に考えるとほんとにスゴい事っすから!

島津亜矢の注目ポイント6つ
  • 息の使い方
  • ビブラート
  • 声質・声量
  • こぶし
  • 抑揚(よくよう)
  • マイキング

他にもいっぱい良い所があるんすけど語るのに24時間以上かかっちゃうと思うんでこんくらいにしておきまっす。

シゲル
「特にここが上手いな〜!」と思ったところをお伝えするっすよぉーぅ。

 

島津亜矢の【息の使い方】

息の使い方は【切り際が上手すぎ】っす。

まぁ演歌歌手の方であれば当然のスキルなんすけど、改めて上手いなって思いましたねぇ〜。

鼻から息を出しながらスーッと切ってるんすよ。

シゲル
もう、本当に上手い!

 

口だけか鼻からも出すか

「口からだけ息を出して歌う方法」と「鼻からも息を出しながら歌う方法」っつーのがあるんすよ。

口だけだと吐く息の量を増やして徐々に声を小さくして口をだんだん閉じて・・・ってな感じでやって切り際をシュッとする事もできるっす。

シゲル
できるっすけど・・・。

 

鼻も使う方が消えるように切れる

その労力を考えると鼻から息を出しながら歌った方が最後の切り側の歌い方はスッと消えるように切れていく・・・ってなやり方があるっす。

島津亜矢さんはそれをバンバン使ってるんすよ。

シゲル
めちゃくちゃ上手いっす・・・!

 

島津亜矢の【ビブラート】

シゲル
島津亜矢さんのビブラートは自然な揺れなんすよぉ〜。

大きく誇張(こちょう)しない「最低限よりちょっと使ってるかな〜」くらいのビブラートでやってる感じがすごいあるっす。

だからだいぶ後ろに持ってきて使うんじゃなくて、確かちょっと早めにかけてるような気がしたんすよね。

シゲル
今、動画見ながら話してるわけではないのであやふやっす・・・。

ただその大きく揺らさないビブラートが あ ま り に も 自 然 で 。

シゲル
さらに上手すぎる切り際も駆使してるんで「スーッ・・・」って感じで消えてっちゃうんすよぉーぅ。

 

使うor使わない

ビブラートを使うか使わないかを超ハッキリ分けてるっつー事なんすよ。

この曲がバラードなんで基本的にはビブラートを使ってるんすけど「このフレーズの時・このリズムの時にはあえてビブラートを使わない」って感じっす。

使うか使わないかをしっかり分けてその時も切り際の上手さがスゴい出てるんですわ。

シゲル
スゴいっす・・・。

 

使わない場合は音程が肝心

ビブラートを使わないってのはどういうことかっつーと1発で音をバシッと当たってるから【ビブラートで揺らさなくて済む】みたいなトコロもあるんですわ。

「あ、ちょっとずれた・・・。」ってのが許されないワケっす。

シゲル
島津さんの場合は音を外すことはないですしバッチリ使いこなしていてやっぱ本当に上手いなーって思うっすよねぇ〜。

 

ビブラート使わない歌手は?

ビブラートを使わない歌手もいるっす。

JUDY AND MARYのYUKIさんとかは全部使ってないのかな。全然使ってるイメージないっすからあの人もすごいっすよね。

ビブラートを使わなくてもバッチリ音が合わせられる島津亜矢さんは演歌界のYUKIって感じっす。

シゲル
結論そうなっちゃうっすよぉーぅ。

 

島津亜矢の【声質・声量】

声質・声量については【ヤバすぎ】っす。

ヤ バ す ぎ な ん す よ  。

シゲル
本当やばいっす・・・!

 

芯が通った声質

声質に関してはハスキーになった瞬間の島津さんの声を聞いたことはないんすけど本当に芯が通ってる声っすよね。

すごく小さな子供の頃から演歌を歌っててテレビも出てたんじゃなかったかな。

小さい島津さんが「ふふ〜ん♪」って歌ってる映像を見たことあるっすけど「子供でも上手い!」って感じがしたっすねぇ〜。

島津さんの年齢がおいくつだか知らないんすけどその時代にあれだけのレベルで歌えるって相当スゴい事だと思いますよ。

シゲル
やっぱいい声質持ってるな〜って感じっすよぉーぅ!

 

声量がデカイ!!

声が本当にデカイっす。

後ほど説明するマイキング(マイクの使い方)で話してくんすけど「声量もヤバすぎ!」って感じっすよぉ〜。

シゲル
ここは後で深掘りするんで次行きますねぇーぃ。

 

島津亜矢の【こぶし】

「演歌のこぶし」っていろんなイメージあると思うんすけど基本的に演歌ってこぶしが使われるっすよね。

「こぶし」・・・なんて言えば良いのかわかんないっすけど、演歌を聞くとフレーズのはじめとかによくある「力強くグッと歌う瞬間」のコトっす。

その使い方をほぼ消してますね。

演歌歌手の方はみんなこれができないっす。

シゲル
あえてやらないって人はいるかもしれないんすけどやっぱクセがつくんすよねぇ〜・・・。

 

演歌歌手だと気づかないレベル

その曲だけ聴いて島津さんの姿を見なかったとしたら演歌歌手って気づかないと思います。

ごくたま〜に演歌っぽい色を出すんすけどめちゃくちゃ少ないんであの歌い方は全く気づかないっすねぇ〜。

シゲル
「演歌の要素を2%も出さない!」みたいな感じっす(笑)

 

山口百恵への憧れも影響している?

たしか島津さんって山口百恵さんが好きなんすよね。なんかそんな情報を前に聞いた覚えあるっす。

その憧れもあってか普通の演歌以外の曲もめちゃくちゃ上手いんすよ。

シゲル
島津さん、いろんな歌歌ってるんでぜひ聞いてみてくださいねぇーぃ。

 

演歌歌手で随一の実力者!?

今も演歌歌手の方で若い人たちもJ-POPを歌ったりしてるっすよね。

演歌以外の曲を歌う演歌歌手がどんどん増えているんだろうなーって感じはしますねぇ〜。

でも島津さんほど歌い方を使いこなしてる方は僕は知らないっす。

シゲル
いるかもしれないっすけど、もし知ってる方いたら教えてくださいましーぃ。

 

島津亜矢の【抑揚(よくよう)】

抑揚(よくよう)は【ほどよい】っす。

息の使い方とかビブラートとかこぶしもそうなんすけど「抑揚」っつーのは強弱だけじゃないっす。

「抑揚をつける」とかよく言うっすよね。

シゲル
その抑揚がほどよい感じなんすよぉーぅ。

 

ついやりがちなのは・・・

結構ありがちなのが声の大小をすごいつけてしまうパターン。

シゲル
「それがテクニックだろ」って感じで僕もやることがあるっすよぉ〜。

 

一般人と島津さんのレベルの差

島津さんはその声の大小の差の「小」の方をちょっと大きめに出してるっす。

囁く(ささやく)ように歌ってる感じに見えるんすけど実は一般の人が歌っている感覚でいくと「あれは囁くレベルの歌い方ではないだろうな。」って感じ。

一般の人のMAXがレベル10で一般の人が囁く時に1のレベルで歌ってるとしましょうや。

島津さんってレベル100なんすよ。だから「囁くように歌う所も10からスタート」なんすよね。

シゲル
そこのところをしっかり使いこなしているんすよぉ〜ぅ。

 

レベルMAXまで使わない理由

しかも100までのレベルがあるのに100まで使わないで10からスタートして60くらいで止めるんですわ。

この歌が伝いたいであろうことを完全に表現するために100まで使わないっす。

一般人だったら1から10までしかないので100%使っちゃうんすよ。

だけど島津さんの場合は10からスタートして60までで使いこなしちゃうから最初のところから一般人の頑張ってるレベルまでいってるんすよねぇ〜。

シゲル
この説明、わかるかな? まぁとにかくスゴいってことっす!

 

強弱の差がつき過ぎない

それをうまく使いこなしているから強弱の差もあまりつき過ぎないんすよね。

相手が聞いてて気持ち良い抑揚・強弱の付け方かなって思います。

シゲル
その感覚がやっぱ島津さんはすごいんすよぉ〜ぅ。

 

島津亜矢の【マイキング】

マイキングっつーのはマイクの使い方なんすけどだいぶ遠いっすねぇ〜。

斜め上にずらしたりリハでの確認がバッチリな感じもします。

シゲル
どういうコトか見ていきましょうねぇーぃ。

 

ライブでは特に重要

ライブでは特にマイキングがどうしても重要なんですわ。

音響をいじってくれる方がいてその人たちに自分の思いって伝わらないんすよ。

シゲル
その人たちが積み上げてきてくれた環境の中で「自分が今こういう感じでマイクを使えば私の感情はちゃんと歌に乗せて伝えられるわ!」みたいな感じっす。

 

サビが特に遠い

だいぶ遠いんすけどサビは特に遠いっす。

んでサビの時は正面からだとわかんないっすけど横からの映像見ると「わー離れてるな。」って感じっす。

シゲル
AメロBメロも離れてるっすよ。でもサビほどじゃないっすねぇ〜。

 

サビの声がデカイ!!

サビの島津さんの声がデカイんすよ、ほんっとに。

シゲル
普通の人だったらサビが来たら「うわぁサビ来たー!」と音量上げて盛り上げたくてマイク近づけちゃったりするっすよね。

島津さんは「私の声が大きのはわかってるの。ここでマイクを近づけてしまったら聞いてる側が耳が痛くなる可能性がありますよ。」ぐらいの声量があるっす。

声も高いからあまりマイクに近づけすぎると「うっ・・・」ってなるレベル。

「だからこそ私はマイクを離してそのマイクが拾ってくれた音ぐらいで良いわ。」ってコトなんすよ。

聞き手の事を本当に理解した歌い方に見えます。

シゲル
すごいそういうふうに見えましたよぉーぅ。

 

マイクを斜め上にずらす

「マイクを斜め上にずらして音を離していく」といった事もやってました。

シゲル
まぁ斜め上にずらしていくこと自体が効果が大きいってワケじゃないっすけどねぇーぃ。

 

波形がイメージできてる動き

シゲル
これはある程度のレベルにいった人じゃないとわかんないと思うんすけど・・・

声を録音した波形って見たことありますかね?

声を出すと波打って止めると消える・・・みたいなやつを見たことある人もいるかもしれないんすけど。

あれに近いものがかなりイメージできるようになるんですわ。

シゲル
ここからかなり抽象度高くなるんでご了承くださいましーぃ。

 

僕にはなんとなく見えてるっす

波形がイメージできたりマイクと声がどう繋がっているかってのがなんとなく見えてくるんすよ。

それを息の使い方とか口を閉じたりする事以外に体を動かす事で最後スッと切ったりする・・・みたいなのがコブクロの桜歌ってる時の島津亜矢さんの動きはちょーぅ見えるんすよね。

シゲル
ちょっとわかりづらい話かもしれないっすけどわかる人にはわかるっす。

 

実際に見えるわけではないっす

音楽作ってる人たちもそうなんすけど目に見えてないものが見えてくるんすよね。

色とか何かがじゃなくて想像力が働き過ぎて「ここでこうやったら限りなく小さい音で最後締めることができる」とか。

僕の場合は波形みたいなのがあってそれが口の先から出てて「どうやって切れる」ってのが見える。

目で見えるんじゃなくて想像力が働き過ぎて見えちゃうっす。

イメージ、イメージっすから・・・!

シゲル
ん〜ちょっと意味わからない説明になってきちゃったんでこれで終わりにしますねぇ〜ぃ。

 

リハでの確認がバッチリ

それらのマイキングをリハーサルの時にちゃんと確認ができてるんですわ。

リハーサルってただ歌を歌うだけじゃないんすよ。

島津さんだったら・・・

「この環境だったらこのくらいマイク離しても大丈夫だろうな。」

「私の10%程度の小ささの声でもこのくらいのマイクの離し方だったら十分声が入るだろうな」とか。

シゲル
さらにお客さんや出演者の方がいっぱい入ることで音の跳ね返り(反響)が絶対変わるんすよぉ〜。

 

場の環境と経験を活かして

だから今までいろんなホールでやって来た経験とすり合わせて考えてみて「きっとこのくらいでいけるだろう。」って感じで歌い出してるのがよくわかるっすねぇ〜。

シゲル
とまぁ、そういう話でしたぁ〜っ。

 

歌い出しのマイクを構える位置

「最初の歌い出しの時点でマイクをどこに構えているか」ってのだけで「この人、ちゃんとリハーサルでいろんな事考えてやってるんだな。」

「今までもいろんな経験をしてきてそれをこの1発に当てることがやっぱりできる人なんだな」ってわかるっす。

シゲル

「島津さん、ほんとすいません!」って感じなんすけど、そういう風に僕は思いましたよぉーぅ。

 

まとめ

ってなわけで島津亜矢さんの歌い方で「良いな!」と思ったところを一部ご紹介させていただきましたっ。

シゲル
も う 、 一 部 っ す よ 。 

特にマイキングのところなんて謎の言語がいろいろ出て来て「なんだそりゃ?」って感じだったと思うんすけど(笑)

シゲル
でもほんとそのくらい島津さんはスゴいって事っす。島津さんが僕の地元に来た時にはぜひ見に行きたいと思いましたねぇ〜!

きっと島津さんは僕よりはるか上の所でもっといろんな事を見てるんじゃないかなって思いますねぇ〜。

ぜひみんな島津さんに追いつこう!

シゲル
ほ ん と に 素 晴 ら し い 方 で す ! 

ではまた他の記事でお会いしまっしょーぃ。

ではでは、ばいび〜!

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