どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
はいどーも!シゲルでーっす!
今回はですね、ライブ本番でミックスボイスが出来ない理由・失敗してしまうって事について話していこうと思いまっす。
これ知ると、けっこうミスが減るかなーって感じっすねぇ〜。

こちらの動画でもくっちゃべってます~。
本番で出来ない理由は【練習不足】
ライブ本番でミックスボイスが出来ない理由ってのは、結論から言うと【練習不足】っていう感じっす。
ただ単に練習不足っていうワケではないっすよ。色んな理由があるっすから。

詰めて出来ていない
自分なりには一生懸命やってるとは思うんすけど、そうではなく、「まだ詰めて出来ていない」っていう感じなんすよ。
例えば、ハイトーンボーカリストとかの曲をミックスボイスでやる時に、一部出来ないところとか、確率で言ったら40%くらいでしか出来ないところ、もしくは60%ぐらいでしか出来ないところを・・・。
やりたくなっちゃうんですわ。

見てることは見てるし、その曲を知ってる人からしたら気になるトコロではあるんすけど。
「この曲、あそこ大変なんだよなぁ・・・。」ってところがあって。
「うわぁくるぞくるぞ・・・!」
「・・・あ、そこ違う音でくるんだ。」
って思われちゃうだろうなーって思ったりするんすよ。

完成度を99%に
「詰めて出来ていない」ってのは、例えば、60%くらいでしか出来ませんよっていうところを、単純にいうと99パーセントの確率に出来ていないっていうだけの事なんすよね。
どういうことかっちゅーと、なんで失敗しているのかっていうのがわかっていないんですわ。

失敗した回数と要因を潰す量
結局のところ、その練習量が自信になるっちゅーワケなんすよ。
何にしてもそうなんすけど練習した回数が自信になるわけではなく、練習して【失敗した回数】を重ねる。
失敗した要因をどんどん知って、その要因を一個一個潰していく・・・その量が自信に繋がっていくんす。
練習不足ってのは練習で失敗を重ねている量の確認不足って感じっすねぇ〜。

テンションの高ぶりで・・・
たとえば僕だったら、その高音をやる時に姿勢ってどうなんだろう?とかってのを考えたりします。

ライブになるとテンション高くなって、腰を落とすことを忘れたり顎が上がっちゃったりとか。

そういう、今までやっていなかった事がテンションの高ぶりによって炸裂しちゃう、みたいな感じっす。

ライブ本番に強い人も【練習不足】?
「ライブ本番に強いタイプ」っていう人もたまにいると思うんすけど、それも練習不足っす。ただの練習不足です。
ライブ本番に強い人も【練習不足】なんですわ。
ライブでテンションが高まって体温が上がったりして、普段出来ていないことが出来たり・・・っていうのがあるんすけど、それって別に、普段の練習からも出来ますから。
そこまでモチベーションを高めていけば出来るんで、ライブ本番に強いタイプとか本番に弱いタイプとかってのは、本来あっちゃいけないっす。
特にミックスボイスを手に入れて「プロとして人に曲を届けたい」っていうのであれば、そういう出来る出来ないの差があってはいけません。
理由がわかっていないのであれば、絶対にまたどこかでやっちゃいけないようなミスをするんすよぉ〜・・・。

原曲通りやる必要はない
サビの高さは、やってる側はこだわり持っちゃって「原曲通りやりたいなー!」って思っちゃうんすけど。
聞いてる側は、その曲を知らなければ別にそんなに気にしないっす。

X JAPAN Toshiもキーを下げる
X JAPANの「X」って曲があるんすけど、それをT.M.Revolutionの西川貴教さんがToshiさんと何人かと一緒に歌ってるってのがあるんすよ。
Toshiさんが普通にその曲のライブ版で曲のキーを下げて歌ってるのがあるんす。それで普通に歌ってますから。
そういうのはアリなんすよ、アリ!
ハイトーンボーカリストの本人ですらそういうのをやるんですよ。
だから「ミスるな・・・。」って思うなら下げるのはアリであって、実際のところはプロであっても自分の曲だったら下げちゃったりしてるってのはあります。

オリジナルなら尚更【無意味】
特にオリジナルソングで完成度の低い高音発声にこだわっているのは【無意味】って思っといてください。
本人がやっちゃえばアリって感じなんで、オリジナルでそこらへん気にしないほうがいいっすよぉーぅ。

一流アスリートの行動の【意味】
【イチロー】とか【武井壮(たけいそう)】とか、一流のアスリートがやっていたことが結構面白いんですわ。

イチローがカレーを食べ続ける理由
野球のイチローは、シーズン中はカレーをずっと食べるって話を知っている人は、皆さんの中にもけっこういると思うっす。

【練習】ってのは、全く同じ、まっったくおんなじでずーっと繰り返すっていうのがあるんすよ。
カレーをシーズン中食べたりとか、球場に入るときにどっちの足から入るとか・・・。
まっっったくおんなじを繰り返すんすよ、毎〜日!
願掛けとか、そんなちっちゃな話の事じゃないっす。

要因でない理由を排除しやすい
彼はそれによって失敗した時の要因を減らしていってるんすよ。

カレーを毎日食べていることによって、何も変わらない毎日があります。
「打率が落ちてきて、今日ちょっと悪いな・・・。」って思ったときに「いつもと同じことをしているんだから、食生活が原因ではないな。」って【排除できる】んすよ。
その理由を排除していく。
で、イチローに関しては一個一個、あれが原因ではない、アレが原因ではない・・・全てにおいてそういう感じでやってるんすよ。

「じゃあピッチャーがこういう感じで来てるんだったとしたら、ここに球が来ると予測されてるんだとしたら、手の握りをちょっと変えてみよう。」
「ここを変えてる事によって筋肉の使い方が変わるから・・・」っていって、その都度その都度、細かく肉体のバランスの計算をしているってワケですわ。

武井壮もデータを取っていた
武井壮は何やってたのー?っていうと、武井壮もそういう風なデータを取っていたんすよ。

温度・湿度・体のデータを取る
本人が言ってたんでアレなんすけど、体温とか湿度とかを毎回測ってるんすよ。
「毎回測って表につけて、これこれこういう感じで今日は体のココが体調的に痛んでるからこうなった。・・・っていう結果を全部とってた。」みたいな話をしてるんすわ。
自分のデータを取って湿度とかとの兼ね合いとかも全部見ていたっちゅー話なんすよねぇ〜。

ハイクオリティーを維持するために
武井壮って、スペシャリストでいこうとは思っていなかったんすよ。

10種競技を見つけて「その中で常にハイクオリティーなものを提供し続けると、1位になれるでしょ?」みたいな感じの考え方。
そこでトップじゃなくていい。合計で見たらトップなんだから。

僕らができる事は?
じゃあ僕らがそれで何をするの?っていったら、僕らは、どんどん失敗の数を重ねないといけないんすよ。
ミックスボイスが最初からできる人だったら別にいいんす。
ミックスボイスが最初からできる人だったらもう全然関係なくやってくれればいいんすけど、そうでないパターンが多いっすよね。

めんどくさい事ほどやるべき!
結構あるんすけど、僕らって面倒臭いことはサボり気味になるんす。
やっぱめんどくさい・・・ってことは、やるべきっす。
僕もね、かなりサボるほうなんでアレなんすけど、本来人間というのは、めんどくさい事にも目を向けるべきなんすよぉ〜。

才能ある人の真似をしちゃダメ!
めんどくさいからこそ、上手い人の真似をしようとするんすよ。
才能がある人は「そんなデータなんて取らなくたっていけるから!」って言うんすよ。
そりゃできるんだから。
「才能がある人がああやって言ってるんだから、俺らなんてそんな細かい事気にしなくていいよ。」っていって、才能がある人の真似をしちゃうんすよねぇ〜・・・。

まとめ
結局のところ、ミックスボイスができない理由ってのは【練習不足】。
その練習っていうのは失敗の量をちゃんと積み重ねてきて自分の体のことをまだ知らない状態だからこそ、それが【練習不足】なんだよっちゅーハナシでしった!
気をつけてくださいねーって感じっすわぃ。
ではまた次の記事でお会いしまっしょーぃ。
ではでは、ばいび〜!