どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
パワー溢れる歌声ってとっても魅力的ですよね!
私、趣味がロックバンドのライブ参戦なんです。年間何本もライブやフェスに行っています。
是非お話したいライブ中の色々なエピソードがあるのですが、その中でも代々木体育館であった音楽イベントが強烈で記憶に残っています。
とあるバンドのボーカルの方が、ステージからアリーナ席へ伸びる花道のど真ん中で、アカペラでワンフレーズ歌ったことがあったんです。
キャパシティ13,000人の代々木体育館。私の席はスタンドの後ろの方だったのですが、しっかりアカペラの歌声が届いたのです。
こんなところまで届くのかと、その歌声と度胸に感動しました。
こんなパワー溢れる声量で歌を歌ってみたいと思いませんか?スカッとするし、聞いてる方も清々しい気持ちになれますよね。
ミックスボイスの声量ってこんなに大きいんでしょうか?それとも何か他の技法が隠されているのか・・・詳しく調べてみました!
ミックスボイスの声量は大きい?
ミックスボイス、なんとなくコツを掴めてきたかも!と思ってきたらぶち当たる次の壁が声量ではないでしょうか。
ミックスボイスで大きい声を出せている人もいるのに、なぜ私は小さいのだろう・・・という人もいるはず。
きちんと声量アップのための練習をすると、ミックスボイスでもしっかりとしたパワーのある歌声を出せる様になりますよ!
ただ1つ知っておいて欲しいことが。
歌において大切なことは、歌声は出すものではなく、響かせるものであるということです。
やみくもにただ大きい声を出せばいいわけではありません。単に大きい声を出すだけでは遠くまで届かないんですよ。
しっかり声を響かせる、という基本を身につけてから声量アップに取り組むことで「届くパワーボイス」になるのです。
小声ミックスとは?
小声ミックスとは、文字通り小さい声のミックスボイス。
そのままなので、わかりやすいですね!
自宅で歌の練習をしていて、ミックスボイスのコツを掴めてきた!と思っていざカラオケに行くと思う様に歌えない。
こういう方はおそらくこの「小声ミックス」の可能性が高いです。
なぜカラオケになると歌えなくなる?
そもそもミックスボイスは地声と裏声を繋ぐものです。
関連記事:[一般説]ミックスボイスは裏声?地声?初心者にもできる?高音発声を調査!
ということは、地声と裏声のパワーバランスが同じでないと中々上手く繋げることができません。
地声は大きい声を出せても裏声はあまり大きく出せない。そうなるとミックスボイスは難しくなってしまうんです。
家でコツを掴めた!という時、実は無意識に声量を落としていて、地声の音量が裏声と釣り合っていて綺麗なミックスボイスが出ていたのです。
小声ミックスボイスではダメ?
結局、カラオケで歌う時に歌えない、大きな声で歌えないんじゃダメじゃないか・・・と思っていしまいますよね。
でも、「ミックスボイスの感覚を掴む」事自体がとても大切なのです。
ですから小声ミックスは決してダメではありません。一度に色々なことはできるようにならないのだから。
むしろ、感覚を掴みやすい小声ミックスから声量を上げて行く方が近道かもしれませんよ。
声量、アゲていこう!
まずは基本をしっかり押さえておきましょう。
そもそもミックスボイスができているか、呼吸法や姿勢などたくさんの基本があります。
そこをしっかり押さえてから次のステップにいきましょう。
関連記事:[一般説]ミックスボイスは簡単に習得できる?高音発声を調査!
声量を上げるために押さえておきたい事とは?
では、声量アップのために絶対に押さえておきたいポイントですが、それは3つ。
- 声量アップ=喉に負担がかかる、ではない
- 体のつくりを理解する
- 横隔膜を意識できる
声量アップ=喉に負担がかかる、ではない!
声量を上げようとすると、どうしても喉がいたくなっていしまう。がなり声になってしまう・・・そういう人は、根本の意識が違っているのかもしれません。
喉から声量を上げようとすれば、痛めてしまうのは当たり前。
先ほども言いましたが、歌声は響かせるものです。
いかに響くか、共鳴させることができるかが声量アップにも関わってきます。
そもそもミックスボイス自体上手くできていないと喉を痛めてしまいますよね。
体のつくりを理解する
体のつくりと言っても、今回は難しい事ではありません。
みなさん知っていますか?
実は、人間の体はそのつくりから、同時に複数の場所に力を入れる事ができないんです。
意外な気がしますよね!
この性質を利用することで、力みやすい部分を脱力させるために、他の場所に力を入れるという逆転の発想を使うのです!
これは歌だけに限らず、体を使うスポーツなど様々なことに活かせます。
声量をアップさせるためについ喉に力が入ってしまう、痛めてしまう・・・そんな時はそうですね、カラオケだったら、ひっそりとテーブルを下から持ち上げる様に手を入れて腕に力を入れてみましょう。
本当にテーブルを持ち上げてしまわない様気をつけてくださいね。
これで喉に変な力を入れずに済んでしまうのです。この逆転の発想で喉を力ませない感覚をしっかり掴んでいきましょう。
横隔膜を意識できる
こちらも基本の腹式呼吸に関わってきますが、呼吸法だけで声量をアップさせるのは難しかったりします。
横隔膜を意識し、その周辺の筋肉までしっかり使うことでもっと大きな芯のある声を出せる様になります。
横隔膜を意識するって言っても、一体どうしたら・・・?と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は簡単な方法があります!
横隔膜は肋骨に沿って存在します。肋骨の下の部分に指を差し込みます。
その指をお腹の力で押し返すように呼吸してみましょう。
声量アップと一緒にダイエットもしちゃおう!
横隔膜は、呼吸をする際自然と動いているものです。
横隔膜とその周辺のインナーマッスルを鍛え、さらにしっかりと動かせる様になると声量アップにつながります。
よく「お腹までたっぷり息を吸って」と言いますが、物理的にお腹の中まで空気は入りません。
実際には、横隔膜を下げて、空間をお腹の方まで広げてたくさん息を吸うということを言います。
インナーマッスルを使うことになりますので、実はダイエット効果もありますよ!
一時期ロングブレスダイエットが流行りましたよね?これもこの横隔膜を鍛えることに繋がるので納得です。
せっかくなのでロングブレスダイエット、紹介しちゃいます。
- 片足を前に出し、体の8割の重心を後ろにとる
- 3秒かけて鼻から息を吸う
- 7秒かけて口から息を吐く
- 上記を1分間(6セット)する
ポイントはラジオ体操第一で深呼吸をするときの様に手で仰ぎなから息を吸う。
最終的にボディビルのポーズのように大きなものを覆う様な手の形で息を吐くことのようです。
たった1分?と思いますが、インナーマッスルをかなり使うので、しっかりとやれていれば1分でも汗ばんできます。
最近ではこのロングブレスダイエット、更に進化しているようです。
とっても流行ったダイエット方法なのでたくさん詳しい情報が出てきます。よくわからない方はぜひ検索してみてくださいね。
まとめ
独学でミックスボイスを練習しているとなりやすい、小声ミックス。原因がわからなくてどうしようも無くなっていた人も多かったでしょう。
でも、たった3つの事を押さえていればしっかり声量アップしていけます。
テクニックに走るとどうしても基本が蔑ろになりがちですが、基本を振り返るいい機会にもなりそうですね!
魅力的なパワーボイス、やっぱり憧れますもんね。
ダイエット効果も狙って、私もあわよくばこの正月太りの解消まで・・・頑張ってみます!
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね。