どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
はいどーも!シゲルでーっす!
ちょっと今回は、元クリスタルキングの田中昌之さんの凄さっていうのを話していこうかなーって思ってますよぉーぅ。
他にもハイトーンボーカリストで凄い人達ってのはかなりいるんすけど、田中さんはやっぱ、バンドっていうものでいくとかなり合ってる高音の持ち主っすから!
こちらの動画でもくっちゃべってます。
田中昌之って何者?
クリスタルキングの田中さん。【大都会】とか【愛をとりもどせ!!】とか、そこらへんで知ってる人が多いんではないでしょうか。
他にも有名な曲はいっぱいあるんすけど、昔でいったら多分、「【大都会】のクリスタルキングね!」ってなってたと思うんすよ。
でも、僕ら。年齢が20代〜30代とかそこらへんからすると、クリスタルキングは「【愛をとりもどせ!!】のクリスタルキング」なんすよねぇ〜。
【愛をとりもどせ!!】と【大都会】。どっちもみなさん知っている体(てい)で話をしますよぉ〜。
ハイトーンボイスは遺伝?
田中さんは両親の声が高かった。でも自分がその中で育ってたらそれが自分の中では普通じゃないですか。
「別に普通だー。」って感じだったんすけど・・・やっぱねぇ、才能っていうのは遺伝が大きいんすよね。才能に関しては。
田中さんの生い立ちは・・・
生い立ちとかそこらへんから話そうかなーとも思ったんすけど、田中さん本人のアメブロ見た方が面白いっすわ。
関連サイト:田中昌之オフィシャルブログ「Song My Distiny」
憧れはレッド・ツェッペリン。でも・・・
田中さんは、昔から歌は上手かったっす。リスペクトしてる歌手がレッド・ツェッペリンのボーカル、ロバート・プラント。
ショージキな話、才能としては田中さんの方が全然上回っちゃってました。僕の目から見て上回ってるんすわ。
じゃあ田中さんが求める【上手さ】っていう部分・・・色気とかそう言った部分をみたら「まだまだ上回ってなかったよ。」って言うかもしれないんすけど、【声の才能】としては完全に上回ってました。
田中さんのレベルってどのくらい?
田中昌之さんはめちゃくちゃハイトーンボーカリストなんすけども、そのレベルってどのぐらいなの?ってみんなわかんないと思うんすよ。
一般人も、歌えれば同レベル?
基本的に「よしっ、歌えるようになったから完コピ(完全コピー)だぜー!」って思っちゃう人がめちゃくちゃいるんすけど・・・
「愛をとりもどせ!!を歌えたからクリスタルキング制覇だー!」と思ってる人いるかもしれないんすけど。
基本的に歌手で本当に実力がある人達は、感覚で言ったら7割ぐらいでしか曲を作ってない。・・・って思うんですわ。基本的には。
だからライブでもできるような、余力がめっちゃある状態で歌える曲を作るんです。
なぜなら、失敗しないように。
どうやって歌ってますか?
「愛をとりもどせ!!を完コピだぜー!」って言ってる人に確認したいんすけど、どうやって歌ってます・・・??
カラオケとかで「よぉっし、じゃあ【愛をとりもどせ!!】きたぜー!」って歌ってますか?っちゅーコトを聞きたいんすよ。
田中さんは余裕っすよぉーぅ!
関連記事:[茂解説]ミックスボイスができる人の特徴は?高音発声歌革命
田中さんは、当時「アニメの曲をやるなんて、ふざけるな!」っていう感じだったらしいんですわ。
で、その歌詞が書いてある紙を、顔の前で片手でつまんでペラペラやりながら、その歌詞を見ながら「もぉこんなん・・・っていう感じでのレコーディングだった。」って言うんすよ。
高い声を出せるかどうかっていうのは、正しい努力で出せるようになるんで、それは出来るようになるんすけど、「田中さんの完コピはできない」と思ってくださいな。
若い頃の動画、見て!
一般の人で、田中昌之さんが若い時の動画をすーごいアップロードしてる人がいるんすよ。何ていう人だったかなぁ・・・。
多分自分でいっぱい動画を持ってるんすよね。それをYouTubeにアップしてくれてる人がいるんすけど、それ見ると才能の違いにビビると思いますよ。
わかる人はね。見る人がそのレベルに達していればっすけどねぇーぃ。
一応違法アップロードなんすけど、だけど田中さんもそれぐらいで怒ったりしないと思うんでね。「そこで俺を勝手に使うな!」とかっていう事には多分ならないんじゃないかな・・・。
それほどレベルがすごいんだよー!っちゅーハナシなんですわぃ。
歌手の【役割】とは
歌手の【役割】っていうのをちゃんと考えてみてほしいっす。
お金稼げるからどうとかっていうのは抜きにして、【価値提供】って意味で話すのであれば、歌手の仕事っていうのは、自分たちの考えとか想いとか・・・いろいろあるじゃないですか。
そういったものを人に伝える。それを【歌】という【手段】を使って人に伝える・・・っちゅーカンジなんですわ。
歌は【手段】【武器】「道具」
まぁ僕は他の動画とかサイトでは「歌は道具だよ。」って言ってるんすけど、あながち間違いじゃないっす。
歌っていうのは【手段】でもあるんすよ。だってその「道具」っていうものを【武器】として使える人もいれば本当にただそこら辺の・・・例えば靴べらとかのように「道具」になってしまうのか。
武器がヘボいのはアカーン!
それがとんでもない能力を持った【武器】として使えて、しかも能力次第でその武器で人を救える!とか、そういうこともできちゃうわけなんすよ。
でも、歌っていう【手段】を使って歌を届ける時に、ヘボいとダメなの。ヘボいとそっちに意識が行っちゃうから!
体調不良でも【大都会】を・・・
これもご本人が話してたやつなんですけど、めーっちゃくちゃ体調不良の日があって、それでも生で【大都会】を歌わなきゃいけない日があったんですって。
【大都会】。いきなり緊張感のある曲の前奏からドンっていける・・・あれは普通の人にはなかなか難しいんすわ。
あれはやっぱ、あの程よい緊張感みたいな感じが、いいんでしょうねぇ〜。
ダメらしき動画みーつけた!
体調不良でも歌わなきゃいけない。「歌っても全然力入んないし全然ダメだった・・・。」っていう話をしてた事があったんすけども、おそらくこの動画だろうなーっていうのがあがってたんすよ。
リンクとか貼りたいんすけど、一応違法アップロードだと思うんでリンクは貼れないっす。
その【大都会】を見た時に、確かにちょっと声は揺れたりしてるんすけど、それが下手なのかっていうと全然下手じゃなくて。
むしろ「この状態で歌えるって方が逆にヤバイ・・・!」みたいに思える動画が転がってますよぉー・・・っちゅー事でしたっ。
田中昌之の運命を変えた事故
今はご本人もテレビとかで言ってるんすけど、野球やってて喉にボールが当たってしまって、それから声が1オクターブくらい、だったな?・・・すごい下がってしまったんです。
下がってしまったというか、声帯のバランスがボールによってアレかなって感じなんですけど、そこはねぇ・・・まぁ【運命】だったのかなって思うんですわ。
テレビでもいろんなところでも「ボールが喉に当たって喉を痛めたんで声が出なくなってしまったよ。」って言ってるんすけども。
「そこからの田中さんって人間的にどうなのかな?」っていうのが、話していきたいトコロなんすよぉ〜〜。
2メートル50センチのバスケ選手
例えば、自分が身長2メートル50センチくらいあって、バスケットやってたとするじゃないですか。
そうすると、プロやアメリカのNBAの中でも2メートル50センチは多分いないはずなんですよ。
そこでじゃあ2メートル50センチってのがいたらめっちゃ凄いっすよね。で、その身長でバスケットやってるのが当たり前だから、なんとも思わないんすよ。
突然、縮んでしまった!
だけど!もし朝起きたら150センチの人間と替わっちゃった。いつ戻るかもわからない!みたいな。
・・・例えば、ですからね?
2メートル50センチが1メートル下がると、もうとんでもない【才能】を失うわけじゃないっすか。
考えるほど人間がデカくなる
そうすると、「あ、こういう風に感じるんだ。」「うわ、デカいな。これどうやってかわせばいいんだろ?」って、初めてその身長の苦しみとかっていうのがわかってくるんすわ。
今までは自分がデカかったから自分がシュートを打とうとしてもそれを防ぐ人間はいなかったけれど、全部のシュートを誰にでも防がれてしまう。
つまり、「それ相応に考えなきゃいけない」とかっていうのがどんどん出てくると思うんすよ。
そういった事を考えていくと、やっぱ人間としてはデカくなっていくっちゅーワケなんですわぃ。
田中さんが一般人の音域になった
これを田中さんに当てはめていくと、今までは当たり前に超高音が出ていた、と。
レッド・ツェッペリンのボーカルにめっちゃ憧れてたけどその曲も歌える。髪型とか服装も意識してるし。
そうやって歌えるところから、一般人の音域になったんですよ。
今も歌い続けられる秘訣とは
ほぼほぼ一般人の音域になった田中さんは、それでも歌をやってるんです。今でも歌をやってるっす。
そうすると、今までよりも更に歌い回しとか感情を込めてとか、ほんーっとにいろんな事ね。
「こういう風に感じるんだろうなぁ。」とかいろんな事を考える時間が増えると思うんすよ。
で、一般人の高音が出ない苦しみとかもどかしさとか・・・そういうのも全部わかってくるわけじゃないですか。
それを考えた時に、まぁ確かに喉は痛めてしまって高音は出なくなってしまったかもしれないんすけど、人間としては完全に大きくなってます。
続けてきたからファンがいる
しかも、それで今ライブを普通にやっているってことは、根強いファンがいるんす。
高音が売りだったのに、それを失った田中さんに今でも根強いファンがいるんですよ。
その人たちのこと考えるとやっぱ田中さんって、いろんな意味で成長したからだと思うんすよねぇ〜。
そのまんま、「こんなんやってられねぇわ。」って言って歌をずっと辞めてしまっていたとしたら、多分そのファンの方々はいないんすよ。
田中昌之さんのライブに行った話
実は僕、ライブに行ったことがあってですね・・・。
一体感・距離感が全然違う!
やっぱ、ファンとの一体感が全然違う!!
他のプロの方のも当然見に行ったりして「あー、ファンと掛け合いしてるなー。」とかっていうのを目の当たりにするじゃないですか、僕ら客だから。
で、他の歌手の方との距離感ていうのがね、若干遠いんですわ。
デカいところで演ってるからとかそういうの関係ナシに、若干距離があるんすよね。人間としての距離が。
でも今、田中さんについているファンっていうのは、正直、その距離が本当に近いんすよぉ〜!
曲、止めちゃうの!?
歌手って、失敗しないように歌を作るって話したじゃないですか。けど、人間だから失敗するんすよ。
ほとんどの歌手の方々は、「うわ、ミスった・・・!」と思ったとしてもそのままバーンと演奏続けていく、みたいな感じなんですけど、田中さん・・・止めるんすよ。
止めるんすわ。
しかも、止める時の言い方が、「いや・・・ほんますまん。失敗したわ。」みたいな(笑)
ファンの反応は・・・?
あの・・・本ッ当に笑顔!!
こんな笑顔あんのかってくらい、みんな笑顔。誰一人として「なんだよ・・・。」って顔してない。誰一人としてね。
みーんな笑顔でそれを受け入れて、「じゃもう一回、仕切り直すわ。」で、演るんですわ。
そんなライブありますか??ってコトっす・・・。
高音を失って得たもの
田中さんが高音を失った事で得たものっていうのは、かなり大きなものだった・・・と、僕は思ってるっす。
高音を失った事で人間として成長したっていうのが一番大きいと思うんすよねぇ〜。
まとめ
田中昌之さんは凄い!声も凄いけど、印税とかじゃなく人間の財産として得たものはすごく大きかったなっていうふうに思ったぜー!・・・っちゅーコトでしたっ。
では、次回の記事でお会いしまっしょーぃ。
ではでは、ばいび〜!