どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
飲み会などで、人が歌っているのをいつも盛り上げ役としてしか参加していなかったあなた!マラカスやタンバリンをマイクに持ち変えてたまには歌って、みんなをびっくりさせちゃいませんか?
歌う事には自信がないからな~と思っている方へ、自宅でこっそり出来る練習方法をご紹介させて頂きます。次回の飲み会はあなたのライブ会場になっちゃうかも?!
歌の練習を始める前の準備
運動をする時、怪我や事故防止の為に準備体操やストレッチ、ウォーミングアップなどをやりますよね。歌の練習も最初から大きな声を出せば良い訳ではありません。
歌や発声の仕組み、基礎となる事をしっかり練習しておくと、その後のトレーニングを始める時やりやすいんです。好きな音楽を聴いたりして意欲も高めましょう。
声を出す時の姿勢
仰向けに寝た時、両肩は地面に付いていますか?ちょっと浮いているようでしたら肩が前になっている姿勢かもしれません。意識して肩を開くようにしましょう。
まさに「オードリー春日さんスタイル」が理想です。その他猫背・反り腰・立ち姿が曲がっているなど姿勢が悪いと声は出しずらいんです。体幹を整えてまっすぐ伸びる声を出せるようにしましょう。
歌う時は腹式呼吸
学生時代、合唱コンクールってありましたよね。その時、先生から「お腹から声を出しなさい」と言われた記憶ありませんか?
「お腹から声を出す」どうゆう事?と思いながら何となくやっていた方も多いと思います。この「お腹から声を出す」とは、腹式呼吸の事なんです。
腹式呼吸とは、胸郭を使わないで息を吸う時、横隔膜を下げて肺の下方に空気を入れて腹腔を変形させる呼吸法の事です。
- 空気を多く取り込める
- 肩・胸を使わない
- 筋肉の緊張をやわらげてくれる
- 精神安定
- 血圧上昇抑制
- 脳の活性化
- 副交感神経優位でのど・上体リラックス
- 吐く息をコントロールしやすい
一般的に日常生活の中では、胸式呼吸で過ごしている方が多いんですよ。胸式呼吸とは、胸郭を使って肺を横に広げる呼吸法の事です。
突然ですが、ラジオ体操の最後などにやる深呼吸をしてみて下さい!それは胸式呼吸なんです。
- 肩・胸・首の筋肉を使う
- のどに力が入る
- 交換神経優位でシャキッとリフレッシュ
- 胸の周りの筋肉を使うので肩甲骨周りが凝っている方におすすめ
特徴を見比べて頂くと、先生から言われた「お腹から声を出しなさい」の意味、何となく理解出来ますよね。
急に言われてもわからないですよね。でも無意識に腹式呼吸をしている時が皆さんあるんですよ。それはお腹を上にしてリラックスする時なんです。
そう!お布団でお休みになる時なんですよ。お腹に手を当てて呼吸をしてみて下さい。どうですか?お腹、膨らみましたか?
今度は座ったり立った状態でやってみましょう。寝た状態のようにお腹が膨らめばそれが腹式呼吸です。意外と出来ないんですよね。意識しなければなかなか出来ないのが腹式呼吸なんです。
私は中学入学の時吹奏楽部へ入部したんですが、楽器を吹く為にもやはり腹式呼吸が基本でしたので練習しましたよ。部活のスタートは文化系とは思えない位、運動部並みに色々なトレーニングをやりました。
今では普段の呼吸も無意識に腹式呼吸で、大きな声を出す時役立っています。例えば子供達を怒る時など(苦笑)
目指せ!シックスパック?!
安定したハリのある声を出す為には腹筋を鍛えてシックスパック!とまでは言いませんが、腹筋を鍛えると自然とお腹に力が入り、声量も安定します。無理の無い回数から始めてみては?!
歌が上手くなる為の効果的なトレーニングを始めましょう
基礎的な練習をしながらボイストレーニングも始めてみましょう!
ロングブレス法
息を長く吐き続ける事をロングブレスと言います。このトレーニングをやっていくと、肺活量やのどの筋肉も鍛えられます。そして声を出す時のお腹の支えが上手になり、息の量のコントロールや声量がアップしますよ。
やり方は歯と歯の間から「スー」と息を一定量で吐き、全て吐き切ったら腹式呼吸で空気を吸い込み、数秒止めてまた息を吐きます。
30秒からスタートして60秒を目標としましょう。慣れないうちにやり続けると、酸欠になってしまうので気を付けて下さいね!
表情筋トレーニング
表情筋を鍛えると、声の響きや抜け方が良くなり発声しやすくなります。普段使わない顔の筋肉を使うので痛くなっちゃうかも・・・
心配しないで下さい。毎日繰り返す事で筋肉痛にも慣れ、表情も豊かになれます。
練習のやり方は、母音「あいうえお」を声に出しても口の形だけでも良いので「あいえ」は口角をしっかり上へ、「うお」はしっかり口をすぼめてやってみましょう。
どうでしょう?ちょっとやるだけでも顔、痛くなりませんか(笑)
滑舌・発音トレーニング
今度は口の中と舌の筋肉をアップするトレーニングです。早口言葉ってありますよね?これが手軽で簡単なトレーニング!
短めな言葉から始めて、色々な早口言葉をチョイスしながら練習するとどんどん滑舌が良くなっていくんです。新人アナウンサーの方のトレーニング法にも使われているのを見た事ありませんか?
他にも舌を四方八方様々な方向へ、伸ばしながら数秒間キープするのもかなりキツいんですが効果があります。舌の筋力って普段意識して使ってます?
あまり使いませんよね。衰えやすい筋肉なので、鍛えて滑舌を改善しましょう。
リップロール
軽く唇を閉じて、なるべく少ない息の量を吐きながら唇に声を当てて、プルプルプルプルと振動させる事をリップロールと言います。
これは一流のプロの方でも必ずやるトレーニングなんですって!これは声帯のリラックス・筋肉のマッサージやウォーミングアップとしてもおすすめです。
低音から高音を30秒から40秒目安に練習をして、力を入れずに唇を動かせるようになると表情筋もリラックスしますよ。
タングトリル
口を軽く開いて、舌先を上前歯の裏側に当て「トルルルル」と音を出す事をタングトリルと言います。巻き舌で声を出すイメージで、発声と音程を安定させる事が出来ます。歌う前1分位やるだけでも声がかなり違います。
舌・のどのウォーミングアップ効果は絶大!実は私、これが出来るようになってから点数付きカラオケで高得点を出せるようになったんです!
自宅用練習グッズ
自分は気持ち良く大きな声を出しながら練習に励んでいても、お隣さんへはご迷惑をかけているかも・・・意外と気になるのがご近所への騒音問題ですよね。
ご近所トラブルを事前に防げる自宅で練習する為の優れグッズをいくつかご紹介します。
- 約1/3の消音機能
- ブレスリミット機能
- リアルボイス機能
- ¥4000位
- ストレス発散グッズ
- ウタエットより防音性は高い
- 自分の声はあまり聞こえない
- ¥5000位
- 1日5分
- 口にくわえて発音
- ¥5000位
- 1人用カラオケ機
- マイクに防音用のカバーが付いている
- 音楽プレーヤーやスマホなどに接続し、音楽を聴きながら練習可能
- ¥5200位
その他にも色々なグッズがあります。ご自分にあったグッズを使って練習しましょう。
練習のコツ
色々なトレーニングをしながらの練習、いつやるの?今でしょ!って某予備校の先生のお言葉じゃないですが、勉強と同じで毎日の習慣としましょう。気が向いた時に何となくだらだら練習しても全然効果は期待出来ませんよ。
歌は短時間でもOK
毎日5分でも良いので1日1回、集中して楽しく練習を積み重ねていく事が一番大切な事です。「毎日練習宣言」なんて事も良いかもしれません。あなたの有言実行を誰かが叱咤激励をしつつも応援してくれたらモチベーションも上がりますよね。
1日に何度も長時間練習する事はやめましょう。目安としては20分から40分のウォーミングアップ、その後45分から60分位のトレーニングが良いとされています。
のどを痛めていたり、風邪をひいている時などは無理に練習しても意味がありません。普段から体調を管理し、のどのケアもしましょう。冷やしすぎず、辛い物も控え、保湿も大切です。
お茶やハチミツ、牛乳などのどには良いとされていますよ。乾燥はのどにもお肌にも一番の天敵!
曲選び
どんな曲を選べば良いか・・・もちろん歌いたい曲!でも簡単に楽しく歌えてしまう曲では、せっかく色々なトレーニングをしているんですから苦手な部分を練習出来る曲を選んでみましょう。自分が出せる声の特徴を知る事も大事です。
何度歌っても飽きず、テンション⤴️も良いですよね。当然歌詞は完璧に覚えましょう。歌いたい曲を隅々まで知る事で感情込めて自分の歌のように歌えます。
まとめ
教室へ通わなくても、ご自分で出来る練習方法で今よりもっと歌を好きになって下さい。まさに「好きこそ物の上手なれ」で楽しく夢中に練習すればどんどん上達出来ます。
「質量転化の法則」で練習を重ねていけば質も高くなります。質が向上していくと欲が出て来ます。
感情の込め方や地声と裏声の使い方、自分の歌声を理解して歌っていると「あの人歌上手い!」と思われるポイントです。
とりあえずやってみましょうよ!あなたの歌声でみんなの事を感動させたり、すっきりさせたりしちゃいましょう。何よりあなた自身が練習する事も歌う事も楽しんで下さいね!
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