どもー!シゲルでーすっ!
このサイトは高音発声(特にミックスボイス)について色々と情報提供していますよぉ!!
記事に関しては【茂解説】と【一般説】の2種類があり、コンセプトがちょこ〜っと違います。
【一般説】この世の中に発信された様々な情報から、信憑性の高い物を集約して記事にしていただいたというパターン。【茂解説】シゲルの経験から思ったことを好き放題言いまくるといったパターン。といった感じになっております。
どちらも面白いので是非ご覧くださーい!
令和元年もそろそろ終わりを迎えますね。年の瀬、忘年会や同窓会といった飲み会の季節となりました。
この大人数が集まる年の瀬の飲み会、皆さんは盛り上がる鉄板ネタって持ってますか?
私の思う鉄板ネタはモノマネ!芸人さんの一発ネタから歌手の歌まね、バズったドラマやアニメのセリフやワンシーン・・・様々ありますよね。
実はそんなモノマネでミックスボイスを習得できるという情報を仕入れました!
モノマネを披露することで飲み会で盛り上がってその上、ミックスボイスも習得できたら・・・これは二次会のカラオケまで注目の的になっちゃいますね。
今回は様々なジャンルのモノマネでミックスボイスを習得できるか検証してみました。
モノマネでミックスボイスは習得できる?
モノマネでミックスボイス、できるようになっちゃうんです!
ミックスボイスの習得方法って、たくさんの情報が溢れていますよね? 発声方法だとか響かせ方だとか、考える事はたくさんあるんです。
でも、いろんな事を考えながら練習するのって大変!
練習方法がたくさんあることで、逆にどの方法を使うか悩んでしまいます。
そんな時にモノマネなら悩む必要がありません!
例えば、特徴的でわかりやすくミックスボイスを使っている歌手の方を真似たり、よく練習方法で取り上げられる方法を自然とやれちゃうモノマネがあるんですよ。
こういう歌真似やモノマネを行う事で、感覚的にミックスボイスのコツを掴めてしまいます。
いまいち想像がついていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はアニメ・イベント・可愛いアニマル・アーティストと盛りだくさんのモノマネを、わかりやすく紹介していきますね!
必要な練習・技術
ミックスボイスそのものについて知りたい方は、こちらをチェックして下さい。
関連記事:[茂解説]ミックスボイスとは一体何?できる人の特徴は?高音発声を調査!
では具体的に、どんな練習をしていけばいいのか確認していきましょう。
声を響かせる
これは口から出た音を響かせるのではなく、体内で音を響かせる事を指します。
鼻腔という空間に音を響かせる事。これが重要になってくるんです。
よく「鼻にかかった声」「鼻声」などと言われますね。
鼻腔だけでなく、口の中や喉などの空間を響かせるという意識が必要ですよ。
ロングトーン
一つの音を長く出し続けることです。これは音程を安定させたり息を吐ききって深いブレスを促したりします。
基礎練習として取り入れている方も多いのではないでしょうか。
どちらも呼吸や腹筋の使い方など基本的なことを身につけるのにも役立ちます。
ビブラートをかけたり音を伸ばしながら強弱をつける事で歌にダイナミクスをつけたりと、ロングトーンだけで様々な表現効果の練習ができるんです。
地声の音域と裏声の音域を繋ぐ
歌を歌う事の基本が出来てくると、いよいよミックスボイスに向けての練習です。
地声の音域と裏声の音域の間にはミドルボイスと言われるまた別の音域が存在します。
上手く繋げる様になる事で、自然と高い音も芯のある歌声になってくるのです。
モノマネで練習してみよう!
実際にいろいろなジャンルのモノマネで上記であげた必要な練習や技術を面白楽しくやってみましょう!
これから紹介するモノマネは私が試してみて、やりやすいなと思ったものだけを紹介していきます。
厳選したので、「え?このネタ知らない・・・」というものがあったら、これを機にぜひ調べてみて下さいね。
アニメより
ここでは1980年代に最初のアニメ化がされた少年漫画の名作「北斗の拳」より!
察しが良い方はもう分かってしまったかもしれませんが、主人公ケンシロウが北斗神拳を披露する時に出す声ですね。
公式YouTubeで記念すべき第1話が公開されています。20分20秒より例の声を聞けますよ。
あまり馴染みがない平成っ子の方は、こちらのCMなら見た事があるのでは?
このCMは再現度が高い!と当時話題にまりましたね。この「オオタタタタタタ!」とういう声。
先ほど地声と裏声を繋ぐとお話しましたが、この「オ」の部分が地声になります。練習としてモノマネする際は、次のポイントを押さえてやってみて。
「オ」の部分をできるだけ低く長めにたっぷりためてからゆっくり音程を上げていくことがポイント。
「タ」の部分にむけて一気に音程を上げるのですが、力まずに少し鼻にかけるイメージで。
夏の風物詩より
夏の風物詩といえば甲子園。試合開始の時のサイレンを聞くと「あぁ夏だなぁ~」と感じますね。
こちらのサイレン音も先ほどのケンシロウの声真似と同様低音から高音を繋ぐ練習です。
今回は「んーーあーーーー」と口の中を「ん」の状態から徐々に「あ」に変えていきましょう。
サイレンの真似では、高音からまた低音に戻ってきます。
これが最初は難しいので、口の形を意識しながらどうやったら喉が閉まらずに音程を下げられるか、鏡でチェックしながらするといいですよ。
動物のマネ
では次はよく言われる猫ちゃんの泣き真似。
猫の泣き真似で鼻にかかった高音を出すことができます。子猫をイメージするとさらに良いですよ。
ただ単に「にゃー」と真似るのではなく、最初に「ん」を入れる様意識すると、しっかり鼻から上に抜けた音を出せる様になります。
「んにゃー」この時、すでに「ん」で鼻にかかった音が出せますが、何も意識していないので喉が閉まりがちです。
そのまま「にゃー」と喉を開くことを意識しながら口を開くと芯のある声が出せます!
プロを真似て学ぼう
動物やアニメなどのモノマネから学べるものを紹介してきました。
次に、プロのアーティストを真似て学べるものを紹介していきます。
「どのアーティストのどの曲」と、ピンポイントで紹介していくのでチャレンジしやすいですよ。
Mr.Children / しるし
もともとが少し癖のある歌い方で楽曲も難しいものが多いMr.Childrenですが、ボーカルの桜井さんは低音から高音までとても音域が広いです。
この「しるし」はロングトーンが多く、歌い初めからサビに向かって徐々に音域が広がる曲構成がとても良い練習になります。
いきものがかり / ありがとう
こちらもゆったりとしたテンポで練習しやすい曲です。
あまり高い音は出てきませんが、サビにロングトーンが多く、こちらもミックスボイスを安定させるのにとても良い練習曲になります。
いきものがかり / きまぐれロマンティック
こちらもいきものがかりのナンバー。今までと変わってテンポが早くノリも良い曲です。
サビの部分はテンポの割にのびのびと歌える言葉数で、数音出てくるハイトーンで声の切り替え練習にもなります。
こちらも歌い方をよく見て真似てみて。
結局のところ・・・
好きなアーティストの曲なら喜んで練習できるんだけれど、あんまり知らない曲じゃあな・・・という方もいるはず。
私もかなり音楽の趣味は偏っているのでわかります。そういう時は好きなアーティストをとことん研究しちゃいましょう!
歌モノマネを職業としている方たちは、似ている事はもちろん、とっても歌が上手ですよね。それは真似るアーティストの事をしっかりと研究しているから。
私は、好きなアーティストのライブ映像は一番の教材だと思っています。
ミュージックビデオは音を当てているだけの事が多いので、ライブ映像が一番オススメです。
アーティストを研究する時は次の事に注目して下さい。
- ブレスの場所
- 口の開き方
- 声の変化
ブレスの場所
ブレスは曲が途切れない様に、でも必要な場所にと考えられて場所が決まっているはず。
同じ場所でブレスをできる様になるためには、肺活量も必要になってきますね。
口の開き方
これは外から見える部分だけではなく、「実際にアーティストの口の中はどうなっているのか?」をイメージしながら見てみましょう。
そして今度は実際に真似ながら、自分の口の中がどうなっているのか考えながら鏡を手に練習して見てください。
声の変化
地声部分から高音への変化だけでなく、曲によって声色を変えているはず。
しっとりとしたスローバラードやロックな曲など、どの様に声が変化しているか、そして歌い方は変わっているのかなどじっくり研究して見てください。
まとめ
いろんなジャンルのモノマネで面白く楽しく、ミックスボイスの練習をできそうですね。
やはり一番大切なのは続けること。
これがなにより大事です。続かなければ意味がありません。
だからこそ、好きなアーティストを研究して真似るのが一番続けられて成長も早そうですね。
たまには息抜きに面白いモノマネもしてみてください。笑えて力が抜けたら、それはまた別の良い効果が表れますよ。
みなさん飲み会での飲みすぎにも注意しましょうね!